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2016年4月15日 (金)

雨に泣いている/真山仁

Photo「なぜです。私は、人として当然の約束をしただけです」
 こいつは「人として」という言葉を金科玉条のように口にする。それがどうした。
「俺たちは記者だ。人道より事実追求が優先される。それが理解できないなら、お前はここにいる資格がない」
「古臭いですね。まるでベトナム戦争の従軍記者みたいですよ。そんな旧態依然とした命令には従えません」

被害者の人権と事実追求、どちらが優先されるべきなのか?

おそらく事件記者は、いつもその葛藤になやまされていることだろう。

事件や事故が起これば、そこには必ず被害者がいる。

そこに遭遇した記者には、事実を報道する職業的使命がある。

一方、被害者の人権を守るという、人としての正しさが求められるという面もある。

どちらが優先されるべきなのか?

なかなか答えの出ない問題である。

実際には、各報道機関や個々の記者の判断に任されるところがあるのだろう。

個人的には「報道の自由」が最近は暴走しているように感じているのだが、どうだろう。

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