« 雨に泣いている/真山仁 | トップページ | 人生を面白くする 本物の教養/出口治明 »

2016年4月16日 (土)

なぜ人と組織は変われないのか/ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー

Photo_2 最近の研究によると、食生活を改めたり、もっと運動したり、喫煙をやめたりしなければ心臓病で死にますよと専門医から警告されたとき、実際にそのように自分を変えることができる人は、七人に一人にすぎないという。

なぜ、人と組織は変われないのか?

大きなテーマである。

普通に考えれば、変わる必要を心底から感じれば変わるのではないか、ということ。

しかし、事はそう簡単ではない。

上記の例のように、専門医から死刑宣告を受けても、人は生活習慣を変えることができない人が7人中6人だというのだから、根は深い。

この6人の人たちは自己変革の重要性を理解していないわけではない。

自分を変える背中を押すインセンティブもきわめて強い。

どこをどう変えればいいかは、医師から明確に指示されている。

それなのに、自分を変えられない人が7人のうち6人、すなわち約85%もいるのだ。

本当の問題は、自分が本心からやりたいと望んでいることと実際に実行できることの間にある大きな溝だということである。

これが本書のいう「固定観念」である。

この固定観念を変えない限り、人も組織も変われない。

この部分に焦点を当てたという意味で、本書を読む価値は高いと思った。

« 雨に泣いている/真山仁 | トップページ | 人生を面白くする 本物の教養/出口治明 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 雨に泣いている/真山仁 | トップページ | 人生を面白くする 本物の教養/出口治明 »