人生の目的が見つかる魔法の杖/西田文郎
成功できる人間はそうでない人間と比べ、最初からどこかが違っていた。たとえば、ジャイアンツの桑田真澄投手がそうだったし、サッカーの小野伸二選手、京谷さんもその1人だった。最近では女子バレーボール日本代表のホープ、大山加奈選手にも、私はそれを強く感じた。「こいつはいずれ成功するぞ」。そう感じさせる何かを彼らははじめから持っている。その何かとは、いったい何であるかといえば、いわゆる能力のあるなしとはまったく関係がなかった。能力ではなく、「心の質」とでもいうしかないものだった。
成功するかどうかは能力の問題ではなく、心の質の問題、だという。
ここでいいう心の質とは、
大きな目標を平気で抱いてしまう
物事に感動し、感激できる
自分の役割に真剣に、またがむしゃらに取り組める
努力していることを努力と思わない
悪い結果は、自分の責任であると思える
というもの。
一方、なぜか成功しない人たちの多くは
未来の目標より、いまの快楽のほうに引かれる
物事に感動し、感激することが少ない
いま成すべきことに、がむしゃらになれない
努力することは苦しいことだと思ってしまう
不平不満を口にし、自己正当化ばかり考える
のだという。
一つの判断軸として活用できるのではないだろうか。
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