1人でも部下がいるリーダーのための「伝える」技術/箱田忠昭
ミシガン大学のマッコーネル教授は「微笑論」という論文を発表して、微笑の大切さを説いています。
それによると、
「微笑は無限の宝物である。あげてもあげても減らない宝だ」
宝ですから、受けた方もうれしいのです。
リーダーの仕事は部下を動かすこと。
そのために、リーダーは自分の考えていること、思っている事、意思、意図を部下に伝えようとする。
しかし、「伝わらない」ことある。
そして、そのことで悩んでいるリーダーは多い。
なぜ伝わらないのか。
多くの場合、感情が邪魔をしている。
確かに、ロジカルに説明するというスキル面もある。
しかし、圧倒的に邪魔しているのは感情である。
マッコーネルの調査によると、「あの人は評判いいね」「あの部長はすばらしいよね」と言われる評判のいい上司の共通点は、いつもニコニコしていること。
逆に、笑わない両親の子どもの80%は非行に走るという調査もある。
そう考えると、笑顔でいるということは計り知れない利益をもたらすことが分かる。
笑顔でいることはそれほど大変なことではない。
何のスキルも必要ない。
利用しない手はないのではないだろうか。
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