« 恐れない技術/桜井章一 | トップページ | 戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!/永井孝尚 »

2016年5月21日 (土)

あきらめない力/酒向正春

Photo 硬くなってしまった患者さんの体と同時に心を温め、そして和らげていく、それが私の目指すリハビリだ。

リハビリとはマイナスの状態からいかに元の状態に戻すかという取り組みである。

フラットな状態からプラスの状態にする取り組みでないだけにどうしても気持ちが後ろ向きになりがちである。

しかも、リハビリの世界は、患者さんの回復する到達点がはっきりしないのが弱点だ。

回復しなくとも「しかたない」で済ませられることも多い。

ゴールの見えない、長い長い闘いになるかもしれない。

だから体の回復をする前に、どのようにして心を前向きにするかが勝負となる。

本人の中に「回復したい」という強い思いがない限り、効果は見込めない。

しかし、これはリハビリに限ったことではないと思う。

できなくなったことを嘆くのではなく、できることに感謝すること。

一日一日のほんの少しの変化や回復が小さな幸せだと感じられるよう発想を変えること。

障害があるなしに関わらず、生きていくうえで大切なことではないだろうか。

« 恐れない技術/桜井章一 | トップページ | 戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!/永井孝尚 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あきらめない力/酒向正春:

« 恐れない技術/桜井章一 | トップページ | 戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!/永井孝尚 »