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2016年6月10日 (金)

人工知能は人間を超えるか/松尾豊

Photo オックスフォード大学の研究報告では、今後10~20年ほどで、IT化の影響によって米国の702の職業のうち、約半分が失われる可能性があると述べている。米国の総雇用のなんと47%が、職を失うリスクの高いカテゴリに該当する。

人間のすべての脳の活動、すなわち、思考・認識・記憶・感情は、すべてコンピュータで実現できる。

近い将来、人工知能が、行動に基づく抽象化ができるようになると、可能性はどんどん広がってくるという。

たとえばロボットが「人間の手を強く握ると、人間は痛いと感じる」といったことを理解して、痛くないようにやさしく握る、傷つけないように運ぶなど、人間にしかできなかったような繊細な行動ができるようになる。

その結果、物流や農業など、それまで「モノ」を対象としてきたロボットの活動範囲が、対人的なサービスにまで広がるだろう。

たとえば家事、医療・介護などの分野にロボットが進出してくる。

また、こういう言い方をすると相手は喜ぶといったように、感情をコントロールするような対応ができるようになる。

受付やコールセンター業務も人工知能が行うことが可能になるのかもしれない。

製造業では、ひと昔前まで機械では実現できなかった熟練工の技術も、少しずつロボットで代用可能になっていくだろう。

これは一部の人間にとっては脅威かもしれない。

しかし、日本はこれから人口減少社会に突入する。

労働力が減ってくる社会において、人工知能の進化はプラスの面で働くのではないだろうか。

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