なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?/パコ・ムーロ
「重要なのは、みんなが均一なことではなく、みんながそれぞれの役職に適していること、そしてみんながうまく組織され、やる気があり、よく管理されていることだ。こうしたことをうまくやるために変えるべき人間は、そう、私たち自身なんだよ」
本書は13のショートストーリーで構成されている。
上記は、第6話「社長のクローンは働き者ばかり!?」の中の一節。
ある社長が自分のいうことをなんでも聞いてくれる自分のクローン4人を作ったところ、大失敗だった、というストーリー。
会社には様々な人がいる。
能力も性別も年齢も雇用形態も。
しかし、その多様性が組織の強さにつながる。
金太郎アメのような社員だらけだと一枚板のように見えるが、実はもろい組織になる。
そしてその多様な社員にマッチした仕事を会社が与える事ができるかどうかがポイントになる。
いわゆる適材適所ができるかどうかということ。
会社はいろんな人がいるからうまくいくのである。
« 人を助けるすんごい仕組み/西條剛央 | トップページ | 日本に巣喰う4つの“怪物”/カレル・ヴァン・ウォルフレン »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
« 人を助けるすんごい仕組み/西條剛央 | トップページ | 日本に巣喰う4つの“怪物”/カレル・ヴァン・ウォルフレン »
コメント