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2016年8月22日 (月)

喪失の儀礼/松本清張

Photo「それで理由が呑みこめました。……で、その六号室を申込みにきた萩原和枝という女は、いくつぐらいで、どこの人間ですか?」
「品川のほうから来たと管理人に云っていたそうだが、住所は詳しく告げなかったという。年齢は……六十二、三歳ぐらいの老婆だった」

久しぶりに松本清張の小説を読んでみた。

その中で印象に残ったのが、物語の内容そのものよりも、事件のカギを握る女性についての「六十二、三歳ぐらいの老婆」というくだり。

今、六十二、三歳で老婆というだろうか。

もし、ご当人を目の前にしてこんなこと言ったら怒り出すかもしれない。

せいぜい「初老の女」という程度の表現にとどまるであろう。

この小説が出版されたのは1972年のこと。

おそらく、今から44年前ではこういう感覚だったのだろう。

いや、感覚だけでなく、見た目も違ってきているのだろう。

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