上司をマネジメント/村山昇
上司マネジメントとは、どんな職場に行って、どんな上司に付いたとしても、「仕事の達成」ということを中心に据えて、上司という資源を最大限に引き出す能力を言います。
今の会社組織では、100%自分に向いた職場や仕事が与えられることはほとんどない。
大なり小なり違和感や不満は抱えつつも、その仕事を受け入れて、自分を順応させていく努力が求められる。
また、それを乗り越えていくところにキャリアの成長もある。
そのためには、上司の仕事に対する考え方・哲学・スタイルを知る必要がある。
また、仕事を面白くする努力も必要となる。
その意味では、上司マネジメントは、小さくは一つの処世術であり、大きくは一つの行動思想、人生哲学でもあると言える。
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