なぜか評価される人の仕事の習慣/濱田秀彦
評価される人は、納期を守るのはもちろんのこと、予定納期よりも早く提出する「前倒し」をします。
この印象は、結構大きいものです。
良い悪いは別にして、会社には実力より高く評価される人と、低く評価される人とがいる。
ある面、不公平だと思うのだが、事実である。
私自身、人事評価の現場に立ち会っているので、よくわかる。
では、評価される人はどこがどのように違うのか?
一言で言えば目立つか目立たないかの違いである。
しかもそれはちょっとしたこと。
例えば、上記の「納期前に前倒しして提出する」こと。
納期ギリギリに提出する人が大部分なのでこれは目立つ。
だから「彼は仕事ができる」と評価される。
でも最初はちょっとした違いでも、その後の展開は大きく変わってくる。
評価される人は、次々と重要なな仕事を与えられる。
そこで結果をのこせば、更にまた評価される。
つまり、良いスパイラルが回りだすのである。
「たかが評価、されど評価」ということではないだろうか。
所詮、会社という組織は感情を持つ人間の集まり。
合理性だけでは動かないということである。
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