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2016年9月29日 (木)

ヘッドライン スクープ/今野敏

Photo「おまえには、報道を通して社会に貢献するという意識はないのか? 正義はどうした? 俺たちには正義感が必要だろう」
「報道マンが正義を振りかざしたら終わりですよ」
「何だって?」

正義という言葉。

危険な言葉だと思う。

様々な正義がある。

アメリカの正義、アラブの正義、そしてマスコミの正義、

正義という言葉はある意味、自己を正当化する言葉である。

自分の側に正義があれば何をやってもいいと、思い込ませる。

これが危険である。

特にマスコミは第四の権力と呼ばれている。

立法、行政、司法の三権力を監視する立場にあるのだから。

そして、正義というのは、立場によって変化する。

マスコミが正義を振りかざしたとき、それは社会的な圧力となりかねない。

それによって、弾圧されたり、差別されたり、傷ついたりする人が必ず出る。

これまで何度もくりかえされてきたことである。

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