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2016年9月30日 (金)

ミャンマーの柳生一族/高野秀行

Photo ミャンマーでは五人組のようなシステムがあり、近所に何か不審なことがあれば、組長を通して柳生一族もしくは町奉行(警察)に通報する義務があると聞いている。もし、それを怠ると、五人組が全員、罪に問われるという。

軍事政権下のミャンマーを取材したルポルタージュである。

作者は、ミャンマーの体制を江戸時代の日本の「鎖国」に例え、将軍たちを徳川家に例えている。

しかし、本書を読む限り、軍事政権下という暗さはない。

ミャンマーは鎖国されており外国人と触れ合う機会がないはずのに、なぜか人々は社交性に富んでいる。

住んでいる人々には悲壮感はなく、ほとんどの人々は礼儀正しく教養が高い。

それがとても不思議な感じがした。

マスコミを通して伝えられているものとは大違いである。

要は、本当のことを知りたければ、実際に自分の目で見て接することだということではないだろうか。

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