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2016年10月11日 (火)

未来に先回りする思考法/佐藤航陽

Photo 将来的に新しい情報が得られるであろうことを考慮に入れた上で、一定の論理的な矛盾や不確実性をあえて許容しながら意思決定を行うことが、未来へ先回りするための近道です。

未来へ先回りするには、一定の論理的な矛盾や不確実性をあえて許容しながら意思決定を行う必要がある、と著者は言う。

そもそも論理的であることがすべて正しいのであろうか。

確かに、何かをやったことを人に伝える場合、論理的に説明した方がわかりやすい。

また相手の理解を得やすい。

しかし、これは後付けの合理性である。

社会は、人間が現実を正確に認識でき、論理的に説明できることを前提につくられている。
しかし、現実の複雑さは人間の理解力や認識能力を常に超えている。

そのため、人間の認識は何度も裏切られる。

人間はその度、後付けで合理性をつくることで現実を「理解したこと」にしてきた。

これが「後付けの合理性」である。

それによって過去に起こった出来事にもっともらしい原因を見つけて、あたかも筋が通っているかのような共通理解を持とうとしてきた。

ここに合理性の落とし穴があるのではないだろうか。

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