仕事で数字を使うって、こういうことです。/深沢真太郎
経験や勘はもう通用しない!
デキるビジネスパーソンは「数字」で語る
本書は、ビジネスにおける数字を使うことの重要性をストーリー形式で説いたもの。
登場するのは、数字に強い数学女子と、経験と直感だけで仕事をする文系男子。
正反対の二人がことあるごとにぶつかる。
このことを通して語られていることは二つ。
一つ目は、数字で物事を考えられない従業員があまりにも多いということ。
二つ目は、なぜビジネスでは「数字」が重要なのか、どんな場面で具体的にどう使えばいいのか、という問いの答えを多くのビジネスパーソンは知っているつもりで実は知らないということ。
確かにその通りだと思う。
そしてそれは私自身の欠点でもある。
ただ、それを自分の使えるスキルにするためには、ある程度時間を割いて勉強し訓練する必要があるだろう。
« 実践版 孫子の兵法/鈴木博毅 | トップページ | 最後の授業/ランディ・パウシュ »
コメント