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2016年10月 6日 (木)

マインドフル・ワーク/デイヴィッド・ゲレス

Photo グーグルは企業の信念として「邪悪になるな」を掲げ、社内に広げている。マインドフルネスと感情的知性を教えるコース「サーチ・インサイド・ユアセルフ(自分の内面を探究せよ)」は社内でもっとも人気が高く、グーグルはそれを通して思いやりと愛、利他主義を育むテクニックをグーグラーが人生において身につけてほしいと願っている。

今、アメリカでは、マインドフルネスという考え方が徐々に広がってきているという。

マインドフルネスを一言で言うと、私たちの頭の中に生じるさまざまな考えを、それに心を動かされることなく観察する力のことである。

自分の感覚を、苦痛なものでさえも、心を動かされることなく感じることのできる能力である。

自分の体験に対して自覚的になり、判断を交えることなく観察し、物事に対して恐怖や不安、貪欲からではなく、明晰さと思いやりの心で反応する。

研究によれば、マインドフルネスは私たちの免疫系の能力を高め、集中力を向上させ、脳神経の結びつきを再構成する。

マインドフルネスとは「完全に現在に存在すること」である。

マインドフルネスとは、過去の思いに囚われたり、未来を夢見たりすることなく、このとき、この場所に存在することである。

実はこれが難しい。

しかし、これは訓練によって自分のものにすることができるというのである。

ジムでバーベルを挙げれば筋肉がつくように、マインドフルネスを実践すれば私たちの心は強くなる。

そしてマインドフルネスを実現するための実証済みの方法が、瞑想である。

瞑想は私たちの「精神の筋肉」を鍛え、集中を持続し、深める能力を授けてくれる。

このような考え方が広がっていることの背景に、現代人の心の病があるのではないだろうか。

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