実践版 孫子の兵法/鈴木博毅
上級公務員と最も低い階層の公務員の、どちらが心臓病で死にやすいか。ロンドン大学の調査では、なんと低い階層のほうが3倍高かったのです。これは仕事において「自己決定権」が多いか少ないかの違いでした。
決定権が少ないほど、病気や精神疾患になる率が高かったのです。
組織の中では、上位者になるほど責任が重くなり、ストレスもかかる。
精神的なプレッシャーも大きくなると思われる。
ところが上記の調査結果によると、上位者の方が心臓病で死ぬ確率が低いという結果が出たという。
人から言われたことをただやるだけという働き方は楽なように感じる。
自分で決定し行動することは責任が重くのしかかるので厳しいように感じる。
ところが逆の調査結果が出た。
これは何を意味しているのか?
「自己決定権」がいかに重要かということである。
逆に言えば、どんな仕事でも自分で考えて決定するという要素を入れることが重要ということではないだろうか。
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