あなたの仕事に革命を起こす!「しないことリスト」/中島孝志
「何をすべきか」も大切ですが、それ以上に、〝してはならないこと〟を考えることがはるかに大切です。
物事に優先順位をつけ、それをリスト化すること、つまりTODOリストは広く一般化されている。
私自身もそれをやっているのだが、正直、限界を感じることもある。
それは時間は無限にあるわけではないので、どこかでやらないことを決める以外になくなるからである。
ではやらないことをリスト化しているかというと、そんなことはしていない。
なんとなく「まあ、しょうがないか」とあきらめ感に似た形で自分を納得させている。
本書の面白いところは、それをちゃんとリスト化しましょうというところである。
確かに仕事のできる人は、なにをするかよりもなにをしないか、という線引きを明確にしている。
自分のしたいことを邪魔する要素、普段、ついつい時間を浪費してしまうことを思い出して、「しないことリスト」を書き出してみること。
やってみて損はないのではないだろうか。
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