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2016年11月 2日 (水)

最強の「リーダーシップ理論」集中講義/小野善生

Photo リーダーシップは、リーダーの資質ではなく、むしろその行動特性に求めるべきである。

本書は、コッター、マックス・ウェーバー、三隅二不二から、ベニス、グリーンリーフ、ミンツバーグまで、古今東西のリーダーシップ論を網羅的に紹介したもの。

組織がうまくいかなくなると、必ずといって出てくるのが「リーダー不在論」である。

「わが社が停滞しているのはリーダーが不在だからだ」と。

しかし、リーダーシップは、一握りの人だけの問題ではない。

たとえ少人数のチームであっても、複数の人間がいれば、顔も違えば、性格も違う、もちろん意見も違う。

各自が好き勝手ばかり言っていては、何も先へは進まない。

うまく意見を取りまとめる人として「リーダー」が必要になってくる。

目的のために、一体となって組織を邁進させていくまとめ役に求められるのが、リーダーシップである。

それは、総理大臣や社長や監督だけのものではなく、たとえ肩書がなくとも、組織やチームをまとめる状況に遭遇すればリーダーシップが求められる。

そう考えると、リーダーシップはすべての人に必要だと言える。

そして大切なのは「リーダーシップは資質によるものではない」という考え方である。

リーダーシップを資質に求めてしまうと、「私には資質がない」「彼には資質がない」で終わってしまう。

そうではなくリーダーシップは行動特性に求めるべきものである。

つまり開発可能であるということ。

確かにリーダーに求められる行動特性を身に付けるのは大変である。

多くの時間や多大なエネルギーが必要とされる。

しかし、努力すれば誰もが身に付けることができるもの。

それがリーダーシップである。

その意味で、多くの人はリーダーシップを誤解してとらえているのではないだろうか。

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