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2016年11月17日 (木)

深く、速く、考える。/稲垣公夫

Photo 深速思考では、「日常的な問題を深く考えること」を繰り返すことで、思考する力とそのスピードを鍛えていきます。

「深速思考」とは、深く、速く、考えること。

今後、高い給料を払われ続ける仕事とは、新しいコンセプトを生み出すような、「創造的で非定型的な仕事」だけになっていかざるを得ない。

つまり、これからのビジネスパーソンは、何を知っているかよりも、深く、速く、考え、新しいものを生み出すことが求められるということである。

ではそのためには何をすればよいのか?

「日常的な問題を深く考えること」を繰り返すことが重要だと著者は言う。

深く考える能力を磨くためには、難しいことをたまに深く考えるより、常に日常的なことを深く考えるクセをつけるほうが有効だと。

目の前で起こる日常的なことは、すべて当たり前と思っていることが多い。

それを「なぜ」と考えること。

私たちの脳は、新たな情報に出合うと、すでに知っていることに結びつけて理解しようとするクセがある。

新しいことを、すでに知っている多くのことと結びつけられれば「深い理解」になる。

逆に、少ないこととしか結びつけられなければ「浅い理解」に留まる。

浅い知識はいわば「点の知識」であり、深い知識は「面の知識」である。

後者のほうが記憶が確かで、しかも応用が利く。

知識と知識のつながりの多くは、「因果関係」である。

因果関係を知りたがること、つまり「なぜ」と問い続けることは、人間の脳の基本機能として組み込まれている。

それを「因果関係マップ」という形で見える化する。

本書ではその実例が多数掲載されている。

考えるトレーニングとしても有効に感じる。

ぜひ実践してみたい。

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