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2017年2月12日 (日)

LIFE/麻生羽呂、篠原かをり

Life たとえばアリの場合、よく働くアリと怠け者のアリの割合はおよそ2:8だと言われる。さらに細かく分けると、よく働くアリ、それなりに働くアリ、怠け者のアリの比率は2:6:2になる。
 人間の目線で考えれば、怠け者は穀潰し。彼らをリストラして追い出したほうが効率がいいように感じるが、実はそうではない。すべてのアリが等しく働きすぎれば、その群れは寿命が短くなる。すべてのアリが同じタイミングで疲労死する可能性もあるのだ。確実に生き残るものがいなければ、群れの全滅につながるのである。

2:6:2の法則というものがある。

組織の構成について語ったものだが、実際、ほとんどの組織がそのようになっている。

つまり、組織の中で本当に貢献しているのは全体の2割、

6割はただ働いているだけで大した貢献はしていない、

そして残りの2割は足を引っ張る存在。

なぜか組織はほとんどこうなっているのである。

だから「人材」という漢字を、そのレベルによって「人財」「人在」「人罪」と書き換える人もいる。

2割の「人罪」を辞めさせれば、足を引っ張る存在がいなくなるのだから、全体のパフォーマンスは上がるのではないかと考えがちだが、実際にはそううまくはいかない。

残った人たちがまた2:6:2の構成をつくってしまう。

そしてこれはアリの世界でも同じだという。

アリの世界でも、よく働くアリ、それなりに働くアリ、怠け者のアリの比率は2:6:2になる、というのである。

そして、それは群れの生き残りのためだというのである。

全てのアリが同じように真面目に働いていたのでは、全てのアリが同じタイミングで疲労死する可能性もある。

確実に生き残るものがいなければ、群れの全滅につながる。

そのために怠け者のアリが存在する。

これもまた生き残りのための自然界の法則だという。

事実、怠け者のアリだけを集めた場合でも、不思議なことにその中から働き出すアリが出現して、結局同じくらいの割合に落ち着くというのである。

自然界の法則に従えば、組織ができれば、怠け者は必然的に生まれてくる。

その存在にどのような意義をつけ、活かすことができるか、人間の知恵が問われているのではないだろうか。

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