社長の入門書/川瀬博文
私はよく、三年先を目指せと言っています。投資にはいろいろな形がありますが、大事なのは自分に投資することです。どういうことかというと、将来必要とされるものに対してはケチらず、きちんとお金を使えということです。時間に投資する、と言い換えてもいいかもしれません。
私は社長ではないが、社労士事務所を経営している個人事業主の一人である。
もう、独立して14年になる。
その経験から言っても、大事なことは「自分への投資」だ思っている。
社労士事務所はモノを仕入れて売るわけではない。
だから、基本的に売り上げイコール粗利益である。
では何も仕入れなくてよいかというとそうではない。
ノウハウを仕入れる必要がある。
顧問先で様々な研修をする場合、多くのノウハウを仕入れる必要がある。
もちろん、自分で本を読んで研修を作り上げることは可能だ。
だがそれでは時間がかかる。
それよりお金でノウハウを買った方が速い。
お金で時間を買っているようなものである。
そしてそのノウハウを使って儲ける。
つまり投資と回収を繰り返しているというイメージである。
いかに上手に自分に投資してゆくのか?
全ての起業家に共通する課題なのではないだろうか。
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