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2017年4月20日 (木)

まずは、「勝ちぐせ」をつけなさい/秋庭道博

Photo シェークスピアの『ロミオとジュリエット』には、愛する人が死んでしまったことを嘆いて、ロミオがいのちを絶つ場面があるが、じつは、愛するジュリエットは死んだのではなくて、眠り薬を飲んでいただけだったのだ。ロミオ(そして、この物語)の悲劇は、主人公の思い込みに大きな原因があったのだ。
 人生には、こういうことが意外と多い。

「もうダメだ」と、自分で勝手に思い込み、諦めてしまっている人は意外と多い。

しかし、可能性は直接目に見えなくても、かならずどこかに潜んでいるものだ。

永遠に続く好況がないように、永遠に続く不況もない。

いたずらに不安がることが、新たな不安を増殖させていることにも気がつくべきだ。

「もうダメだ」と弱気にならないことだ。

あらゆる勝負は負けたと思って諦めた時に負ける。

「もうダメだ」と、チャレンジすることを諦めた時に、すべての可能性がなくなる。

例えば、職業の選択や、能力を発揮する対象について。

ちょっと視点を変え、頭を柔らかくするだげで、自分が納得し、能力を発揮できる世界は、身近にもあるはずだ。

問題は、固定観念に支配されている固い頭である。

「大変だ」とか、競争社会とか、優勝劣敗という大状況は、まさに言葉通りだが、そういう大状況に打ちのめされないで生きていく知恵をもつことによって、明日に希望をつなぐことは、いくらでもできる。

ピンチはチャンスというが、大競争時代だからこそ、個性的に、スキマで生きるという知恵を生かすこともできる。

そういう生き方は、型通りの職業や人生を強要されるより、はるかに面白い。

「誰も助けてくれないからこそ、自分で生きるのだ」と思うと、前途が明るくなってくる。

私たちの抱いている不安感は、変化の時代を固定観念の中で生きなければならないと思い込んでいるからではないだろうか。

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