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2017年5月30日 (火)

イキイキ働くための経営学/佐々木圭吾、高橋克徳

Photo 楽しいということに関する代表的な研究者であるミハイ・チクセントミハイの見解をくだいて言うと、ちょっと難しい課題に挑戦し、それを何とかこなすなかで、自分の能力が向上している実感から、さらに次の課題に挑戦している中で達成感を得られている状態が楽しいということのようです。

楽しく仕事をすることと、楽に仕事をすることとは違う。

逆に言えば、楽に仕事をしている限りは、仕事の楽しさを実感することはできない。

仕事の楽しさはちょっと難しい課題に挑戦して、それをなんとかやり遂げることで得られる。

そのことによって得られるのは成長実感であり達成感である。

つまり、楽しいことには、課題と能力という二つの軸、そしてそれらのバランスが重要となるということ。

なので、「楽しくない」とは、課題の難易度と能力の大きなアンバランスから生じることになる。

今、働き方改革が叫ばれている。

問題になっているのは、日本人の労働時間の長さと生産性の低さである。

確かにダラダラと仕事をし、残業が常態化している働き方は問題がある。

しかし、それが、日本人は働きすぎなのでもっと労働時間を減らして楽に仕事をしよう、という方向に流れてしまうとしたら、それは方向性が間違っていると言わざるを得ない。

単に労働時間を減らして楽に仕事をするようにしても、それは楽しい仕事にはつながらない。

問題の本質を見誤らないことである。

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