残業ゼロ!時間管理のコツ39/水口和彦
記憶を頼りにしていると仕事の手順はなかなかよくなりません。これを改善するには、自分の記憶はあまり当てにならないという前提で行うのが、仕事を上手に管理するコツです。
今、過重労働が問題になっている。
労基署が書類送検する案件も増加傾向にある。
また、国際比較においても、日本人の生産性の低さは際立っている。
では、仕事を効率よくするためにはどうすればよいのか。
本書ではその方法が紹介されている。
仕事の所用時間を正確に見積もる。
仕事は記憶に頼らず記録する。
仕事は先延ばしせず、計画通りに進める。
スケジュールに予定を詰め込みすぎない。
等々である。
つまり、残業が多い人というのは、仕事に使える時間が少ない、ということを分かっていない人だといえる。
「仕事に使える時間はこれだけしかない」と思っていれば、効率よく仕事をしようと意識するはずである。
つまり、まずは記録することによって意識を変える。
まずはここからではないだろうか。
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