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2017年7月26日 (水)

一流の逆境力/遠藤友則

Photo「不調に陥ったとき、王貞治さんはこれまで以上の練習をして結果を出した。ペレはコーヒーを飲んで、ゆっくり体を休めた」

ACミランで16年間メディカルトレーナーを務めた著者。

その体験から、一流選手の逆境力について述べている。

最も印象的だったのは、ミランの一流選手は、試合に負けたからといって、「今より倍の練習をしなければ!」とか「やり方を考え直さねば駄目だ」という方向には向かわない。

また、「結果が出ないのは努力が足りないからかも……」と自分のプレーが冴えないことに対して変な不安も持たないということ。

スランプに陥った時も、普段と同じ練習をする。

昔、王選手がスランプに陥った時、猛練習をしてそれを脱したこととは対照的だ。

実は超一流の選手ほど、これまでやってきたことを変わらずに繰り返すという。

結果が出る、出ないにかかわらず、目の前の仕事に真剣に臨んでいるならば、大切なのはそれ以上にがんばろうとすることではない。

むしろ初志貫徹でやり続けること。

それが一流の条件。

ピンチのときには、がんばってはいけないのである。

大切なのは、コツコツと普段やっていることをやり続けること。

あるときだけむきになってめちゃくちゃがんばるよりも、小さく続けることの方が大切。

この考え方、目からウロコと言った感じだが、考えてみたらその通りだと思う。

一流選手ほど、普段やっていることに自信をもっているということである。

重要なのは主体性であり、その基準は「自分の納得度」なのではないだろうか。

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