死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか!?/早川勝
なぜ、いつも相手の機嫌を取りながら、自分を殺して生きているのだろうか。
なぜ、もっと自分を優先して言いたいことを主張できないのだろうか。
特にアポ取りでは、自分の都合を最優先する習慣をつけたい。
アポ取りで自分の都合を最優先することを著者は勧めている。
ちょっとしたことにようだが、これは非常に大事なことだ。
売れる営業マンと売れない営業マンとの違いでもある。
売れない営業マンは自分を相手に合わせる。
しかし、売れる営業マンは相手を自分に合わせさせる。
前者は相手に振り回され、後者は相手をコントロールする。
前者は時間的にも心理的にも余裕がなくなり、後者は全てを余裕をもって行える。
前者はすぐに仕事が行き詰まり、後者は末広がりに仕事が広がってゆく。
前者は顧客第一主義を間違って捉えており、後者は真の意味での顧客第一主義を実現する。
アポ取りのちょっとした違いがこのような違いをもたらす。
お願いすればするほど売れないが、断れば断るほど売れる。
これはビジネスの鉄則だ。
主体的に生きる事。
全ての人は、もっとこれを意識して生きてよいのではないだろうか。
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