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2017年8月26日 (土)

「ありがとう」と言われる商い/小阪裕司

Photo あるワクワク系の寝具店では、たとえば枕を買いに来たお客さんにこう言うそうだ。
「実は今日、あなたは枕を買いに来たんじゃないんですよ」
 枕を買いに来店したお客さんに言う言葉としてはいささか奇妙だし、きょとんとするお客さんもいるそうだが、最後には皆納得する。なぜなら、店主が言いたいことは次の一言だからだ。
「あなたは今日、ぐっすり眠れて、いい目覚めをし、気持ちのいい一日を送る、そういう日々を買いに来たんですよ」

かつての日本では「三種の神器」や「3C」という言葉が流行った。

「三種の神器」とはテレビ、冷蔵庫、洗濯機

「3Ⅽ」とはカー、クーラー、カラーテレビ

その時代の人々がどうしても欲しいものだった。

しかし、今はモノやサービスがあふれている時代。

どうしても欲しいモノは見当たらない。

物質的に満たされている消費者は、もはや単なるモノやサービスでは買いたくならない。

彼らが買いたくなるような「価値」をお客さんの心の中に生み、実際のモノやサービスを通じて提供することのできる、価値創造型ビジネスに切り替えていかなくてはならない。

自社の提供しているモノやサービスは顧客にどんな価値を創造しているのか。

これを言葉にして提案する。

著者が提唱するワクワク系では、

動機づけ――お客さんの「買いたい!」のスイッチを押す

絆づくり――人間関係を育み、顧客コミュニティをつくる

仕組みづくり――一つひとつの活動のつながりをつくる

この3つを基本としている。

これが必要な時代になってきたということではないだろうか。

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