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2017年8月19日 (土)

求道心/加藤一二三

Photo そんなとき中原名人が席を外します。この機会を利用して、私は中原名人の側に回って、対局相手の視点で盤面を覗いてみました。
 そのとき念頭に置いたのは、「自分がよい手を指したいという視点ではなく、相手から見てこう指されたら一番嫌な手というものが浮かぶかもしれない」ということ。

藤井聡太四段が連勝記録を打ちたてるかどうか話題をさらっていた時、「ひふみん」こと加藤一二三九段のメディアでの露出も増えてきた。

加藤氏もかつて天才棋士と呼ばれていた。

加藤氏は数々のエピソードを持っているが、その中の一つに「ひふみんアイ」がある。

対局の途中で休憩になった時、相手方から盤面をじっと見つめる。

加藤氏の代名詞ともなっているこの行為だが、そのきっかけとなったのが中原名人との対局だったという。

加藤氏はこの対局に勝利した。

この勝利以降、加藤氏は対局相手の側に回って盤面を見ることが多くなった。

それで、この行為が、将棋界で有名になったというのである。

でも、将棋以外でも、何か行き詰まった時、視点を変えて見るということは有効だ。

人はどうしても自分中心に物事を見てしまう。

しかし、それでは行き詰まることが多い。

そんなときには視点を変えることである。

相手の側に立って考えてみる。

時間軸を変えて見てみる。

地理的な条件を変えて見てみる。

様々な視点の変え方がある。

これを身に付けるだけでも、新しい局面が開かれてくるのではないだろうか。

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