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2017年8月14日 (月)

キラーストレス/NHKスペシャル取材班

Photo さらにリサーチを進めていくと、新たなことが分かってきた。運動は単なる気晴らしなどではなく、自律神経の興奮を抑え、〝脳の構造を変える〟というのである。運動によってストレス反応の大元である脳が変化することで、ストレスが解消するというのだ。

ストレスとは何かを改めて定義してみると、それは「変化」であるといえる。

いいことであるにせよ、悪いことであるにせよ、ある状態から別の状態へと大きな変化があったとき、人間はそれをストレスとして受け止める。

もうひとつ、重要なことは、「生きている限り、ストレスがない状態はあり得ない」ということ。

「配偶者に先立たれる」こともストレスなら、「子どもや孫が誕生して新しい家族が増える」こともまた、ストレス。

言ってみれば、人間の誕生から死までが、すべてストレスの原因になり得る。

だから、生きている限り、ストレス・フリーの状態が訪れることはない。

そして、ストレスを減らすことに効果的なのは運動だという。

私はこれまで、運動が効果的なのは、身体を動かすことによってストレスを発散させることができるからだと理解していた。

ところが、それだけではないという。

つまり、運動は「自律神経に興奮を抑え、脳の構造を変える」のだという。

つまり、ストレス反応の大元である脳の構造を変えるというのである。

具体的には、神経細胞の突起が多いと、延髄の神経細胞が扁桃体から受け取る情報が増える。

その過剰な情報が自律神経に伝わり、興奮させてしまう。

しかし、運動することにより神経細胞の突起が減ると、受け取る情報が減り、延髄から適正な量の情報が伝達されるようになる。

結果、自律神経が興奮することもなくなる。

つまり、神経細胞の突起の数を減少させることが、ストレス反応の暴走を防ぐことにつながる、というのである。

重要なのは、運動によって神経細胞が変化する、つまり脳自体が変化するのが分かったこと。

変化を持続するためには、定期的に運動をすることが重要。

運動しなくなると、すぐ元に戻ってしまう。

私自身、毎日ジムに通い、運動している。

意外とこれによって、知らないうちにストレスに強い状態をつくり上げていたようだ。

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