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2017年10月16日 (月)

自助論/サミュエル・スマイルズ

Photo 歩みののろい亀でも正しい道を行けば、間違った道を走る競争相手に勝つことができる。勤勉でさえあれば、若いときの頭の良し悪しは重要ではない。

著者は、正しい目的に向かって力いっぱい努力することの大切さを訴えている。

苦労や苦しみ、屈辱から逃れることも、他者からの支援や保護に頼りきることもなく、自分自身で活路を切り開くことの重要性を訴えている。

自分自身を助けることは、突き詰めて考えれば、周囲の人を助けることにつながる。

他者からの手助けでは、結果的に成果を見出さないことが多い。

だが、自分自身による内なる助けは、例外なくその人に活力を与える。

人生における大きな成果は、たいていごく単純な手段や、何ということはないあたりまえの行いによって達成される。

ありふれた毎日でも、何事にも気を配り、義務を全うしようとする気持ちさえあれば、このうえない体験ができる機会に満ちあふれている。

すでに踏み固められたかに見える道も、誠実に働く者にとっては、まだまだ努力のしがいがあり、自己改善する余地もある。

どんな高い目標に向かって進むときでも、あたりまえの才覚こそがものを言う。

あたりまえの感覚、あたりまえの注意深さ、あたりまえの根気、あたりまえの忍耐力であり、必ずしも天賦の才能は必要としない。

偉大な人物ほど、天性の才能をあまり信じていない。

彼らは普通の成功者と同じように、あたりまえの感覚を持ち、粘り強さも持ち合わせている。

つまり、努力に勝るものはない、ということ。

そして、そのような不断の努力によって人格が磨き上げられる。

本書で言っていることはある意味で古くて新しい価値観だと思う。

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