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2017年10月22日 (日)

未来の働き方を考えよう/ちきりん

Photo 長生きの可能性が高まると、いくら貯金=ストックをもっていても不安は尽きないけれど、稼ぐ力=フローを得る力がある人は、ストック型の人より安楽に構えていることができます。いわば、「過去に貯めた資産をもつ人から、稼げる人へのパワーシフト」が起こるのです。

2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳で、いずれも過去最高を更新した。

平均寿命は今後も伸びていくであろう。

やがては90歳台になり、やがては100歳に限りなく近づいてくるであろう。

そうなってくると、働き方も大きく変わってくるであろう。

60歳の定年など不可能で、みんな80歳くらいまでは働かないと、個人の生活も社会も立ち行かなくなる。

そしてそんな時代になれば、一生のうちにひとつの職業しか経験しないなどという人は、珍しくなるだろう。

20歳から80歳まで働くとすれば60年間働くことになる。

そんなに長い期間、ひとつの職業に就いていると想定するのは、ほんとうに現実的なことだろうか。

60年間経つと、仕事そのものが変わっていくことであろう。

今ある仕事がなくなったり、新しい仕事が生まれたりするであろう。

「手に職をつければ安心」といっても、その専門技術を必要とする職業や市場自体が消えてしまっては、意味がない。

たとえば、ワープロやパソコンの出現前、「きれいな字が書けること」が、事務職として就職したい女性にはとても重要だった。

企業がお客様に出す手紙や資料はすべて、手書きだったからだ。

だからみんな就職のために、習字やペン字を習って「手に職」をつけようとした。

しかし、今、「きれいな字が書けること」はそれほど価値を持たない。

一方、これから新しい仕事がどんどん生まれてくるであろう。

要は、変化を肯定的に受け止め、絶えず自らの価値を高めていく、そのような取り組みが必要になってくるということ。

真の意味の「働き方改革」が必要になってくるのではないだろうか。

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