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2017年11月17日 (金)

並外れたマネジャーになる 80対20の法則/リチャード・コッチ

8020 怠慢と選択力にも密接な関係がある。怠慢なマネジャーは選択力がなければならず、選択力のあるマネジャーは怠慢であることが許される。選択力と成功も密接に結びついている。

利益の80パーセントは20パーセントの顧客がもたらす。

成果の80パーセントは20パーセントの労力であげられる。

これを80対20の法則という。

大きな成果をもたらした要因を調べていくと意外なことがわかる。

大きな成果は、小さな行動やわずかな労力で達成されている場合が多いのである。

この法則は理論ではない。

誰かが頭でつくり上げたものではない。

比率で表した原因と結果の関係を検証し、導き出された経験則である。

そしてこの法則はマネジメントにも適用することができる。

小さな働きで大きな成果を上げることはマネジメントとして大事な考え方である。

勤勉なマネジャーと怠け者マネジャーとどちらが成果を上げるのか?

それは怠け者マネジャーである。

勤勉なマネジャーの下で部下は怠け者になる

これでは部下は成長しない。

成果も上がらない。

だからマネジャーは怠け者であるべき。

怠けることは進歩への道だが、高度な思索と高い志があってこそだ。

それがないのは単なる怠け者である。

怠け者で賢明なマネジャーが、最高の上司、最高の経営者になる。

怠けるには選択眼を磨く必要があり、成功するには選択が必要だ。

十分に休息をとって、大きなチャンスを活かし、大きな決断をしたとき、最高の結果が生まれる。

順調にキャリアを重ねている人はみな、数少ない節目に重大な決断をしている。

ただ生まれつきの怠け者には褒めるところがない。

最高のマネジャーの怠け癖は、長年かかって身につけたものだ。

逆説的な言い方だが、80対20の法則がすごいのは、常識に反しているところにある。

でも、これ、マネジメントの本質をついているのではないだろうか。

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