残業ゼロの人の段取りのキホン/伊庭正康
まずは、「〈人事評価を上げること〉にトライする」のです。
えっ、それ……(出世ばかり考えている嫌味な人にならない?)、と思われたかもしれません。
でも、まずはこれを第一歩と考えてください。
これをクリアした時、次の飛躍が期待できるのです。
段取りを辞典で調べると、「事を運ぶための順序。事がうまく運ぶように、前もって手順をととのえること」と説明されている。
そのためには、目の前にある仕事にはどんな意味があり、いつまでにどのようにすることが求められているかを把握している必要がある。
実は、それは人事評価を上げることにつながる。
人事評価とは会社から社員へのメッセージである。
会社の目指すビジョンに近づくために、何をどのようにしてほしいということを示しているのが人事評価表である。
当然、それに応える社員は良い評価が与えられる。
会社の方向性を無視した仕事のやり方をしても決して良い評価は得られない。
そして評価を上げるとは、「求められること」に対して、期待以上の成果を出すことを意味する。
人事評価の中に含まれるメッセージ性にもっと着目してもよいのではないだろうか。
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