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2017年12月24日 (日)

競争に勝ちたいなら人材育成を「見える化」しなさい!/石川洋

Photo 脳科学を応用した育成の基本を整理すると、
①あえて教えないで、質問をしてヒントを与える
②ひたすら観察して、変化を待つ
③気づきの芽を見つけたら、すかさず本気でアクションを促す
という順序になります。

人材育成でまず考えるべきことは、その人の自発性を育てることである。

ただ指示・命令を待つだけの人材では、その先の成長がのぞめない。

また、指示・命令を待つだけでは、やる気も起きず、モチベーションも上がらない。

やる気やモチベーションが上がらなければ、いい仕事が期待できず、成長もしない。

自発性が発揮できるよう、うまく育成してあげられれば、仕事に対するやる気も高まり、一層積極的に取り組み、責任感も高まることで成果が上がりやすくなる。

では、自発性を育てるにはどんな方法があるのだろうか。

誰かに仕事を教えるとき、多くの場合、「こうしたら、次にこうする」などと自分がやってきたやり方を教えようとする。

しかし、これでは、やり方を指示していることになってしまい、自発的に考えて仕事をするようにはならない。

自発的に仕事をさせるには、手取り足取り教えるのはマイナスでしかない。

それは、脳科学の視点から見てもいえること。

たとえば、ある仕事を与えられたとき、自分で考えて「こうやればいいんだ!」という気づきにたどり着くと、脳のなかではドーパミンという神経伝達物質が多く分泌される。

ドーパミンが多く分泌されると、人は満足感ややりがいを感じるため、次に同じような機会があると、また一生懸命自分で考えようとする。

これをくりかえすことで、自発性が育ち、その人の自律につながっていく。

そして、将来的には、教えられてばかりの人との差が大きくなっていく。

これを知っているだけでも、マネジャーの育成力に大きな差が出てくるのではないだろうか。

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