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2018年1月 4日 (木)

100のスキルよりたった1つの考え方で仕事が変わる/高橋政史

1001「シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしい。物事をシンプルにするためには、懸命に努力をして思考を明瞭にしなければならないからだ。だが、それだけの価値はある。なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ」(スティーブ・ジョブズ)

仕事を進めるためには様々なスキルが必要になる。

ただ、スキルばかりに捕らわれると、柔軟性に欠けてしまう。

本書で言っているのは、必要なのは、スキルでなく「考え方」だということ。

たった1つでいいので、その1つを見極め、あとは実践する。

これが大事だと。

何ごとも「たった1つの考え方」を見極め、その考え方を軸に実践し、工夫を重ね、成果の出る自分なりのやり方を見つけていく。

これが基本だと。

例えばスティーブ・ジョブズは「1行」にこだわった。

ジョブズが、コンサルティング会社やリサーチ会社を使わなかったことは有名だ。

ジョブズはその代わりに、シンプルで、わかりやすい戦略をつくった。

その戦略は「たった1行」で、小学生でも理解できるくらいわかりやすいもの。

そこには、複雑な分析データや分厚い資料もなければ、難しい理論や耳慣れない横文字も一切登場しない。

あるのは、たった「1行」のシンプルな言葉。

その「1行」から心躍らせる物語が広がっていった。

たった1行で、人と組織を動かした。

ジョブズは、アップルの危機を救い、アップルの伝説を築いた。

その出発点には、いつも「1行」があった。

「1行」にとことんこだわった。

たとえば、商品コンセプト。

「今日、アップルが電話を再発明する!」

「iPodシャッフルはガムより小さくて軽いんだ」

「iPodはトランプ1組の大きさしかないんだ」

など、小学生でも理解でき、「3秒で映像が目に浮かぶ1行」だ。

ジョブズは、このように一度聞いたら記憶に刻まれる「1行」を数多く生み出した。

ジョブズの「1行」。

それは、ジョブズの考え方を最も象徴するものだった。

仕事をする上で「こんなやり方で」やる、ではなく「こんな考え方で」やる、ということが大切だということであろう。

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