グチの教科書/原祐美子
マイナスの感情を持たない、グチを言わないことてはなく、マイナスの感情を持ったり、グチを言ったりした後にとれたけ早く立ち直れるかとうか、そのスキルを常日頃から鍛えておくことか大切なのてす。
誰もがグチを言う。
グチを言うことは悪いことばかりではない。
グチはありたい状況と現在の状況に差かあると言ってしまうもの。
それをグチという形で口に出して言うことは、ある意味、心のうちに抑え込むよりはよい。
ストレスの発散になる。
グチを言うことによって、自分の感情を癒したり、嫌な気分を発散てきたりする。
ときには周囲からの共感を得ることもてきる。
また、言葉に出すことて、問題点か見えたり、次への行動につなかったりすることもある。
しかし、グチばかり言っていると、マイナス志向になってしまう。
そしてそれを聞いている周りも否定的な感情を持つようになる。
だとするならば、グチの持ついいところだけを取り、マイナス部分をプラスに転じる方法はないだろうか。
グチをポジティブなものに変える方法はふたつある。
ひとつは、グチの言い方そのものを変えること。
もうひとつは、グチは言うけれと、その後にマイナスの印象を弱める言葉を付け足すというもの。
例えば、就活で中小企業しか内定がもらえなかった場合、
「あーあ。中小企業に就職するのかあ。大企業に行きたかったなー」
この表現方法を変える。
「大企業に行けなかった分、 中小企業ならではのことをやるぞー! 大企業に行った同級生か平社員のうちに、この会社で役員になってやるー」
このように言い方を変えてみると前向きになれる。
あるいは、「あー、本当に最悪!......かもね」
と、語尾を曖昧にする。
または、「あー、本当に最悪!......ってほとてもないか」
と言ってみる。
これだけでもそのあとからやってくる感情は変わってくるもの。
多くの人は自分の感情に振り回されている。
自分の感情をうまくコントロールするのもひとつのスキルではないだろうか。
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