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2018年2月の28件の記事

2018年2月28日 (水)

大人の語彙力が使える順できちんと身につく本/吉田裕子

Photo 言葉は、世の中をとらえる窓です。
 言葉を知ることは、その言葉が背負う価値観、気づかいなどを知ることでもあります。

言葉はその人の人間性を如実に表すことがある。

しかも、いい年になると、言葉に関して注意を受ける機会は減る。

ただ、はっきりと言葉や態度に出さなかったとしても、内心ではあきれ、軽蔑しているもの。

これが怖い。

もし、注意されないのをいいことに、乱れた言葉づかい、幼稚な言葉づかいを続けたとしたら、まるで裸の王様状態になる。

傍から見れば、極めて恥ずかしい状況である。

言葉は、ただ単にその意味を表面的に覚えるだけでは足りない。

言葉の本質をおさえたうえで、自分のものとして柔軟に使いこなせるようになってはじめて、真に「語彙力を培った」ということができる。

例えば「断腸の思い」という言葉がある。

どうしようもなく苦しいときなど、自分の気持ちをうまく言葉で言い表せないことがある。

ありふれた言葉では、自分の苦しみを十分に言い表せていない、という思いに陥る。

そんな極度の苦しみを表現するために、「断腸の思い」という言葉を使う。

はらわたが断ち切れてしまうほどの苦しい思い。

この言葉の由来になったのは、中国古典の『世説新語』に載っているエピソード。

我が子を人間に捕らえられ、悲しみ苦しんだ母猿は、延々と子猿の乗る船を追いかける。

百里以上にわたって追いかけた挙句、息絶えてしまった母猿。

その腹を割いてみたところ、腸がズタズタになっていた、というのである。

このようなエピソードが言葉の由来を知っていると、同じ言葉を使うにもその重さが違ってくるのではないだろうか。

2018年2月27日 (火)

戦争の大問題/丹羽宇一郎

Photo 難しいことは百も承知の上のことだが、北朝鮮の「非核化」が非現実的になっているいま、「核凍結」に向かって「力対力」から「人と人、話と話」へ、日米中韓露プラス北の六者協議へと小さな一歩でも踏み出すことが唯一の道だ。

本書のサブタイトルは「それでも戦争を選ぶのか」となっている。

でも、どうなのだろう。

今の日本で、戦争をしたいという人はどのくらいいるのだろう。

北朝鮮に対して、「今は最大限の圧力をかけるとき」と言っている人たちも、「もっと国防力を強化すべし」という人たちも、戦争を避けるために言っているのであって、戦争をしたいわけではない。

憲法9条の改正を主張する人たちも同じである。

皆、戦争を起こさないためにはどうすればよいのかということで議論している。

北朝鮮との対話だってそうだ。

対話を否定しているわけではなく、今のタイミングで対話をしたのでは、過去の過ちを繰り返し、北朝鮮の核を保有した状態を許してしまうことにつながるので、ダメだと言っているだけである。

皆が平和を望んでいるのである。

その意味で著者の論調には少々違和感を感じてしまう。

2018年2月26日 (月)

脱ニート完全マニュアル/地雷屋

Photo 「学習性無力感」って言葉を知っていますか?
 これこそが、ニートの原因の一つ。ニートがニートである理由の、核です。

鎖につないだ犬に、床から電気ショックを与え続けるという実験がある。

当然、犬は嫌がり、なんとか鎖をちぎろうとしたり、逃げようとしたりして暴れる。

そのようなことを数十回繰り返す。

すると、犬は電流に対する抵抗を諦めるようになる。

その後、犬の鎖を外す。

そして電気ショックを与える。

もちろん鎖はないので、その場から逃げ出せば、電気ショックからも逃げられる。

しかし、犬は逃げまない。

電気ショックを受け続ける。

もう鎖はなくて、走って逃げられるのに逃げない。

つまり、犬は、何をしても無駄だと「学習」してしまったのである。

これが学習性無力感。

この場にとどまれば、床から電気ショックを受け続けるのはわかりきっている。

でも、もう逃げる気力がないのである。

これが人間にも起こる。

せまりくる不幸から逃げることをあきらめる。

幸せを求めてあがくことを。

だれだって、できることなら一刻も早くニートから脱却したい。

普通に考えて、働かなければお金は入ってこないし、お金がなければ死ぬしかない。

それくらいニートの人だってわかっている。

にもかかわらず動けないのには「学習無力症」がある。

少なくともこのことは十分に理解する必要があるのだろう。

2018年2月25日 (日)

資格で年1800万稼ぐ法/北村庄吾

1800 資格業で独立して成功を収めている人の多くは、勉強をしません。逆に、失敗する資格者の方は勉強ばかりしています。

せっかく社労士の資格を取って独立しても、うまくいかず廃業する人が後を絶たない。

モッタイナイ話である。

難しい資格を取る位だから、社労士は勉強が好きな人が多い。

ただ、開業しても、そのスイッチが切り変わらない人が多いのは事実である。

まだ足りない、まだ足りない、と勉強し続ける。

ところが勉強はいくらやってもそれで十分という事はない。

無間地獄に陥ってしまうのである。

大事なことは仕事をとること。

仕事をとれば、顧客の要求に応えるために、勉強せざるを得なくなる。

しかも、それはすぐに使える生きた勉強である。

そのスイッチを切り替えることが出来るかどうかが成功のカギと言えるのではないだろうか。

2018年2月24日 (土)

宗教国家アメリカのふしぎな論理/森本あんり

Photo アメリカという国は、いかに世俗化が進んだとしても、さまざまな側面において宗教が原型となっています。トランプ旋風にせよ、トランプ政権ひいてはアメリカという国のゆくえにせよ、かの国がもつ特異な宗教性の作用──「土着化」したキリスト教の作用──を考慮しなければ、きちんと読み解くことはできません。

トランプが大統領選に勝つことを日本のほとんどの識者は予測できなかった。

私の知る限りでは、木村太郎氏くらいではなかったろうか。

どうして見誤ってしまったのか。

アメリカの一部しか見ていなかったからだ。

日本に入ってくるニュースはワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスと言った都市部のものである。

ところがそれはアメリカの一部であって、大部分はそれとは違った価値観を持った人々である。

ひと言でいえば宗教国家という側面。

例えば、「ブルー・ロー」という法律。

植民地時代、1776年の独立までに制定された法律で、安息日である日曜日に、仕事や飲酒、娯楽といった活動を禁止するもの。

多くの国や地域でこの法律は撤廃されたものの、アメリカの一部の地域ではいまだに日曜日の店舗の営業やアルコール販売を禁じているところがある。

ある州では、進化論を教科書の載せるかどうかで議論になっている。

そんな人々がアメリカの土台を支えている。

そして彼らがトランプを支持している。

そしてそのトランプが世界に多大な影響を与えている。

この構図は、よく理解する必要があるのではないだろうか。

2018年2月23日 (金)

仕事はうかつに始めるな/石川善樹

Photo フローに入り続けるための秘訣は、「小さな目標」を立てること。
 こんな誰でもできることを、誰もできないくらい続けた人だけが、質のよい、強い集中状態を保つことができるのです。

同じ仕事をやるにも、集中してやるのとそうでないのとでは、結果に大きな違いが出てくる。

1日のうち、高い集中力を発揮できるのは4時間が限界だという。

しかし、実際には4時間集中するのはまず無理。

マイクロソフト社のレポートによれば、現代人が連続して集中できる時間は、2000年では12秒だったが、2015年にはとうとう8秒になってしまったという。

とにもかくにも、現代人にとって集中力は一つの課題になっているようだ。

では私たちの周りで高い集中力を維持しているのはどのような人たちであろう。

まず思い浮かぶのがアスリートである。

彼らのやっていることは単純なことが多い。

速く走ることであったり、より重いものを持ち上げることであったり、毎日同じ動作を繰り返す。

単純なことを繰り返し繰り返しやっている。

しかし、高いパフォーマンスを発揮するアスリートは、どんなに単調に思えることでも、自分を飽きさせないように工夫しながら「小さな目標」を設定し続ける。

そして、そのようにしてこられた人だけが、限界を突破し、新しい革新のフェーズに入り、パフォーマンスの向上を続けることができる。

ビジネスパーソンも同じ。

ビジネスパーソンでも高いパフォーマンスを上げ続けている人は、「小さな目標」を設定するのが上手なのだと思う。

たとえば、これから行う1時間の仕事に対しても、なんとなく始める人と、事前に「小さな目標」をきちんと設定している人ではアウトプットが違ってくるだろう。

結局は、このような小さな事の積み重ねがきちんとできる人が、どの世界でも、大きなことを成し遂げるのではないだろうか。

2018年2月22日 (木)

人生が変わる 心のブロックの溶かし方/牧野内大史

Photo_2 問題としてレッテルを貼り、頭で解決策を考えることに夢中になると、起きていることを受け取らなくなっていきます。

本書の勧める問題に対する向き合いかたは非常に考えさせられる。

著者によると、問題は氷のようなものだという。

常温であれば、そのまま溶けてしまう。

それを見ないように冷蔵庫へ隠したり、あるいは無理やり砕こうとすることから、問題を複雑にしてしまう。

問題は解決しようとしないこと。

なぜなら、解決される問題なんてないのだから。

問題とは解放されるものなのだ。

と、このように言っている。

一つの考え方ではないだろうか。

2018年2月21日 (水)

強き蟻/松本清張

Photo 信弘は六十七歳である。八十も九十も生きられたら、ちょっと困る。八十で死んだら、自分が五十、九十で死んだら六十だ。女として老境に入り、だれも相手にしてくれなくなる。せめて自分の四十までか、それをちょっと出たくらいのときに、解放されたいものだった。その年齢だと、また前の水商売ができる。恋愛だっていくらでも出来る。

この小説の主人公は会社重役と結婚した沢田伊佐子。

歳の差30歳。

明らかに遺産目当てである。

彼女はその美貌と肉体を武器に、まわりの男たちを振り回し、利用して自分の欲望を満たそうとする。

お互いが相手を信用せず、あわよくば出し抜こうとする。

犯罪が犯罪を呼んでゆく。

その光景は、砂糖に群がる蟻のよう。

しかし、最後は策に溺れ身を滅ぼしていく。

ドロドロとした人間関係。

まさに清張の真骨頂といったところだろう。

2018年2月20日 (火)

現場論/遠藤功

Photo デンソーの深谷紘一前社長(現相談役)は「当たり前」についてこう指摘する。
 今日の当たり前が高いレベルにあり、自他ともにとことんしっかりと活動すれば多くの場合、他社と十分に戦え、新ビジネスの獲得につながっていくと信じたい。その結果、顧客、世の中から〝そこまでやるものか、デンソーの当たり前は〟〝すごい!さすが!〟と思われ、さらにそれは我々のやる気向上へと好循環されていく。この今日の当たり前はさらに自他ともに誇れるレベル、明日の当たり前にかさ上げされていかなければならないと考えている。

「当たり前を当たり前に」

よく言われる言葉である。

しかし、「当たり前」のレベルは会社によって、また、個人によって違う。

当たり前のことが当たり前にできるためには、まず「当たり前」とは何かを定義することが重要だ。

これを「標準」と呼ぶ。

「業務遂行主体」である現場には、「標準」が不可欠である。

「標準」がなければ、そもそも当たり前とは何かが人によってばらついてしまい、安定した業務を遂行することができない。

そして、この「当たり前」のレベルを上げること。

それを「体質」にすること。

これが企業の生き残る力となる。

私は日本企業はあくまでも「体質」で勝負すべきだ。

中途半端に「体格」を追求するのではなく、企業の「体質」を磨き込み、卓越した組織の力で世界と戦う。

これなくして日本企業の未来を描くことはできない。

その企業の「体質」が最も顕著に現れるのが現場である。

戦略の実行を担い、価値創造の当事者である現場の品質こそが、企業の「体質」といっても過言ではないだろう。

言うならば、現場は企業の「最後の砦」といえるのではないだろうか。

2018年2月19日 (月)

あなたに褒められたくて/高倉健

Photo 降旗監督が走った姿や、威圧感を感じさせたり、怒鳴ったりする姿を見たことないですよね。大声出したことも人から聞いたこともないんですよね。
 だからといって、人を突き放しているのではなくて、俳優のことも、小道具のことも、大道具や照明のことも、衣装のことも、きちっと見てくれているんです。
 認めてくれるから、それぞれの人が、それぞれの場で、よりよいものを求めて、必死で駆け回る。

髙倉健のエッセイである。

その中で降籏監督のことに触れた箇所が印象的だ。

降籏監督は高倉健と「駅」「居酒屋兆治」「夜叉」「あうん」を撮っている。

映画監督にもいろんなタイプがいる。

黒澤監督のように強いカリスマ性でみんなをどんどん引っ張っていく監督もいる。

中には怒号飛び交う現場があるという話も聞く。

ところが降籏監督は、撮影中、ほとんど目立たないという。

どこにいるのかさえ分からないというのである。

しかし、あの監督は、ちゃんと見ててくれるって、みんな思っている。

現場には、一心不乱にやってる者もいれば、一心不乱のように見せてる者もいる。

働き者もいれば怠け者もいる。

ところが、みんなが伸び伸びと仕事を一生懸命、思わずしてしまう。

あの監督に褒められたいって、みんな一生懸命走り回って本物をつかんでくる。

それが合わさって良い作品が出来上がる。

これって、凄い才能である。

リーダーシップとは何かということを考えさせられる。

2018年2月18日 (日)

ワーク・コントロール/行本明説

Photo 「仕事のしくみ」から見れば、私たちの仕事の60%以上はコミュニケーション絡みで成り立っています。つまり、自己責任の部分は40%しかないということでもあります。

今、働き方改革が叫ばれている。

特に日本人は生産性が低いとされている。

では、仕事を効率よくするためには何が必要なのだろう。

一人ひとりがスキルアップすること。

仕事の流れを見直すこと。

AIやロボットに代替させること。

様々な議論がある。

しかし、仕事の半分以上がコミュニケーション絡みで成り立っていることを考えると、やはりコミュニケーションの問題が一番大きいのだろう。

確かにコミュニケーションがうまくいっている職場は、働いていて気持ちがいい。

いい気持ちで仕事ができるので生産性もアップする。

逆にコミュニケーションがまずいと、効率が悪くなるばかりでなく、ストレスもたまる。

最悪、パワハラ、セクハラの問題が起こる。

そして、このコミュニケーションについてはAIやロボットに代わってもらうわけにはいかない。

今後、コミュニケーションの問題はさらに大きくなってくるのではないだろうか。

2018年2月17日 (土)

チームの力/西條剛央

Photo チームを作る際に、リーダーの人格と組織の体質は相関する。つまり、リーダーの人格に応じて組織の体質が決まってしまうのだ。

そもそも、私たちはは何のためにチームを作るのか?

それは一人ではできないことがあるからだ。

ところが、同じ人数を集めても、人数分以上の力を発揮するチームがある一方、足の引っ張り合いばかりが目立ち、人数分の力も発揮できないチームもある。

その違いはどこにあるのか。

多くの場合はリーダーの問題である。

しかもほとんどはリーダーの人格の問題である。

スキルの問題もあるにはあるが、それは些細な問題である。

スキルは学習すれば身に付けることができる。

逆にスキルばかり際立つと、反作用が出てくる。

人間は何を言ったかよりも、何をしているかをみている。

それらが矛盾するとき、行動にその人の〝ほんとう〟が現れているとみなす。

例えば、リーダーは明確な理念を持つ必要がある、とよく言われる。

ところが、たとえリーダーが素晴らしい理念を語ったとしても、やっていることが全然違えば人は離れていく。

リーダーは人格を磨くこと。

昔から言われていることだが、王道ではないだろうか。

2018年2月16日 (金)

羽生結弦は助走をしない/高山真

Photo 英語には、「今日は私の日ではなかった」という言葉で、幸運が自分にほほえまなかったことを納得させる文化があります。私はそれを非常に素晴らしいと思っています。
 幸運・不運は、「その人がすべてを懸けてきた」という厳然たる事実に、なんの傷も与えません。

今、冬季オリンピックの真っ最中である。

日々伝えられる選手の活躍。

実力以上の成績を残し笑った者、実力を出し切れずに泣いた者。

成績はともかくとして、それぞれが全力を出し切ってプレーしている。

しかし、それによって結果が伴うかというとそうでないこともある。

しかも、オリンピックは4年に一度。

アスリートの短い選手寿命から考えれば、4年は長い。

たまたまその年に選手としてのピークを迎えればよい成績を残せるかもしれないし、そうでなければ満足な成績を残せないこともあるのだろう。

運命の女神がほほ笑むときもあれば、無視されることもある。

だが、これらの運・不運も含めてオリンピックなのだろう。

しかし、成功というものは、常に金メダルで測られているわけではない。

人生もそれとよく似ている。

2018年2月15日 (木)

あなたが知っている健康常識では早死にする!/近藤誠

Photo_2 人間ドックが有害無益であることは、その後におこなわれた海外の比較試験などによって、すでに明らかになっています。そのため欧米諸国には、人間ドックどころか、職場健診すら存在しません。

今、テレビで健康情報番組が盛んに放映されている。

「この食べ物は寿命を縮める」「このサプリは身体によい」等々、健康情報のオンパレードである。

当たっている部分もあるのだろうが、これらを全部実行しようとするとかえって神経質になり、寿命を縮めるだろう。

日本人ほど、医者に行く国民はいない。

また、薬好きも日本は抜きんでている。

だが、著者によると、サプリは飲んでも効果がなく、コレステロール値は高いほうがよく、血圧や血糖値などを下げるとかえって命を縮めることが多いというのである。

人間ドッグにしてもどの位効果があるのだろう。

たとえば、人間ドックで「血圧が高い」と言われたとする。

この場合、医者はまず「体重を減らしましょう」などとアドバイスする。

しかし、体重は簡単には減ってくれない。

すると、医者は「ダメなようですね」などと言い放って、「降圧剤」を処方して「患者」に仕立てあげる。

医者や製薬会社にとって、死ぬまで薬を買い続けてくれるお客様の誕生である。

今、フェイクニュースが話題になっているが、健康情報のファクトチェックもしっかりすべきではないだろうか。

2018年2月14日 (水)

9つの動機/木村孝

Photo 〝異なる力〟が結集することで、10人の力が100倍に生きる――それまではマイナスだった〝違い〟がプラスに転じて、〝違いこそ力〟が、本当に実現したのです。

人はそれぞれ違う。

問題はそれをマイナスの要素として受け止めるか、プラスの要素として受け止めるかである。

せっかく結婚したのに「性格の不一致」で別れる人たちがいる。

また、性格や価値観の不一致が組織の一体感を損なわせることがある。

これらは違いをマイナス要素としてとらえた場合である。

しかし、考えてみたら人はみんな違うのである。

それをむしろ前提として考えてみたらどうだろうか。

違う性格や価値観、能力を持った人たちが、それぞれの得意分野を生かすことにより、チームの力を最大化できる。

違いが化学反応を起こし、新しい考え方や発想がうみだされることがある。

日本でチームワークというと「個」を殺してチームに尽くす事と捉える傾向がある。

しかし、「個」を活かすことによってチームの力を最大化することが本当のチームワークなのではないだろうか。

「違い」をどのように捉えるか、重要な課題だと思う。

2018年2月13日 (火)

交流分析とNLP/舩橋康芳

Photo 自分でストップしたいと思っても強迫的にしてしまうこのような行動パターン、気づいてもおらず無意識に取ってしまうお決まりのパターンを、交流分析では、「脚本」と呼んでいます。

これはいわゆる「わかっちゃいるけどやめられない」ということであろう。

頭では分かっていても、ついやってしまうことは多い。

あるいは、やれなくなってしまうことも多い。

例えば、重要な決断を迫られるような場面で質問されたり意見を求められたりすると、頭の中が真っ白になってしまう人がよくいる。

別に能力がないわけではない。

考える力がないわけでもない。

ただ、そのような状況下では頭の中が真っ白になりまともに答えることができなくなってしまうのである。

それは幼少期の母親との関係が起因していることがあるとのこと。

なにかあると、小さい自分に代わって母が答えてしまう。

しかも、自分自身が思っていることと違う答え。

また小さい頃、どうして怒られているのか分からないく固まってしまった経験が何度もあったとする。

それがもととなって、重要な局面で、固まって頭の中を真っ白にしてしまうという「脚本」ができてしまう。

ここから解放されるためにに交流分析やNLPは有効だとのこと。

確かにこのようなことで悩んでいる人は多い。

少し研究してみたいと思った。

2018年2月12日 (月)

1分間コトラー/西村克己

1「今日の売上と引き換えに明日の顧客を失うことがよくある。マーケターが目ざすべきは、顧客と長期にわたる互恵的関係を築くことであって、単に製品を売ることではない」

何が何でも売上や利益を求めると、お客様の利益を犠牲にし、大切な信頼関係まで傷つけることがある。

コトラーは「多くの企業が顧客満足度よりも、市場シェアのほうに注意を払っている。だが、これは誤りだ。市場シェアは過去に関する指標であり、顧客満足は将来に関する指標である」と言っている。

また、「短期的な利益には貢献するが、長期的には顧客喪失につながってしまうようなインセンティブは絶対に用いるべきではない」とも言っている。

顧客との長い信頼関係こそマーケティングの目ざすべきものだと説いているのである。

平均的な企業は年間に10~20%もの既存顧客を失っているという。

それをカバーするために新規顧客を獲得するわけだが、そのコストは既存顧客を満足させ維持する場合の5~10倍に及ぶ。

ところが、多くの企業は「釣った魚にはエサはやらぬ」というごとく、顧客に対するサービスは適当にし、新たな顧客を獲得するために血眼になっている。

市場が縮小する現代、もっと顧客満足に真剣に取り組むべきだろう。

2018年2月11日 (日)

悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル/國貞克則

Photo ドラッカー著作のほとんどを翻訳してきた上田惇生氏の講演で、私は「なぜ"management"という言葉が日本では『管理』と訳されているのでしょうか」と質問したことがあります。上田氏の答えは「私は自分の翻訳のなかで"manage"という言葉を『管理』と訳したことは一度もない。"management"という言葉に対応する適切な言葉は漢語にも大和言葉にもないのです」というものでした。

日本では「マネジメント」を「管理」と訳することが多い。

だから「マネジャー」のことを「管理者」または「管理職」と呼ぶ。

名は体を表すというが本当にそうなのだろうか。

マネジャーは管理さえすればよいのだろうか。

「管理」はマネジャーの仕事の一部にしか過ぎない。

"manage"という言葉の本来的な意味は「どうにかこうにか何とかする」ということ。

つまり「やりくり」することである。

だから、マネジャーとは「やりくりする人」である。

特に、中小企業のマネジャーはこの言葉がピッタリくる。

何しろ、中小企業には「ヒト」「モノ」「カネ」全てがない。

それを「どうにかこうにか何とかする」ことによって収益が上がるようにする。

つまり「やりくり」である。

そしてマネジメントとは管理ではなく、前例もなく良いか悪いかの判断もつきかねるような問題を、どうにかこうにか何とかしていく仕事だといえる。

マネジメントを学ぶ場合、まず言葉の意味からしっかり教えることも必要なのではないだろうか。

2018年2月10日 (土)

勝負師と冒険家/羽生善治、白石康次郎

Photo羽生 白石さんの話を聞いて思うんですが、たとえば何をいま勉強すればいいかとなると、いまはほとんどの知識って簡単に手に入るじゃないですか。その、なんて言うか、野性的なというか、動物的な直感というか、何かわけのわからないところでなんとかするとか、そういうのが一番大事なことなんじゃないかなと。

本書は棋士の羽生善治氏と冒険家の白石康次郎の対談である。

その中で、二人が野性的だとか動物的な直感ということに触れているのは興味深い。

結局、勝負の決め手になるのは動物的な直感なのだというのである。

もちろん、論理を詰めた上での話なのだろう。

しかし、物事は論理や知識だけでは進んでいかない。

特に勝負事になってくると、それを超えたいわゆる直感が決め手になってくる。

そして押しなべて若い人たちはこれが弱いというのである。

今後、AIやロボットがどんどん人間の世界に入り込んでいくにしても、野性や直感というのは最後まで残る人間だけの領域となってくるのかもしれない。

2018年2月 9日 (金)

徹底検証 テレビ報道「嘘」のからくり/小川榮太郎

Photo ここで重大な指摘をしておきたいと思います。
 日本の報道空間を極端に歪めているのは、新聞ではなく、テレビの方だということです。

今の世論はテレビが作っていると考えて間違いない。

特に普段ネットを利用しない高齢者や主婦層に対する影響力は絶大である。

テロ等準備罪法、安保法制、そして昨年のモリカケ騒動、全てテレビが火をつけ世論を一方に引っ張っている。

放送法など全く無視、反安倍で凝り固まっているといった印象である。

テレビがある政治家を悪者にし続ければ、国民はその人を悪者と感じ始める。

テレビが別のある政治家をヒーローやヒロイン扱いし続ければ、国民はさしたる根拠なしにその人を素晴らしい人だと感じ、それが投票行動にも極めて大きな影響を与える。

政策や言論、また事実よりも、テレビが大量に流布し続ける「印象」による「感じ」が、日本の政治を大きく左右する。

昨年の参議院選での「小池の乱」などはその最たる例。

解散総選挙のタイミングで小池氏が希望の党を立ち上げた時には、現代のジャンヌダーク扱い。

その頃の小池氏は、反自民=反安倍勢力として、マスコミにとって利用価値があったからである。

ところが、その小池氏が、新党結成の「排除」の基準に「安保法制」と「憲法改正」をあげた。

それこそ安倍カラーそのもの。

これではマスコミが小池氏の肩を持つわけにはいかない。

排除発言があり、民主党の左寄りが新党に入れないということになると、一気に攻撃に転じる。

そして、今度は、排除された元議員を集めた立憲民主党を持ち上げ枝野氏をヒーロー扱いにする。

この節操のなさは何だろう。

特に昨年は、テレビ報道が死んだ年といって良いのかもしれない。

2018年2月 8日 (木)

頭がいい人の仕事は何が違うのか?/中尾ゆうすけ

Photo 仕事は目的から逆算して、何が必要なことで何が不要なことなのかを、見極めることが大事です。そして、求められるレベルの範囲で、周りに「おっ」と思わせる対応ができる人は、頭がいいということであり、期待値も高くなっていくのです。

本書で「頭がいい人」とは単にIQが高いということではなく「仕事ができる人」という意味。

仕事が「できる人」と「できない人」には、それぞれ多くの共通した特徴がある。

たとえば、仕事があまりうまくいかない人の特徴は次の通りである。

「仕事の基本が理解・実践できていない」

「仕事の効率が悪く時間ばかりかかる」

「ミスが多いうえに繰り返す」

「無意識に周囲をイライラさせてしまう」

といったもの。

逆に仕事ができる人たちには、

「依頼された仕事の目的を正しく理解している」

「何が必要で何が必要でないかを見極めている」

「一歩先を読んでプラスαを付加価値として加えている」

といった特徴がある。

要は、自分中心に仕事を考えるか、仕事を命じた上司中心に仕事を考えることが出来るかの違いである。

特に新人はこの視点の違いによってその後の伸びが大きく違ってくる。

逆に言えば、新人の時にこれを身に付けることが大切ということではないだろうか。

2018年2月 7日 (水)

いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編/安藤達朗

Photo_4 明治維新を遂行した人々の年齢を調べると,その意外に若かったことに驚かされる。維新前に客死した人物では,安政の大獄で処刑された吉田松陰が30歳,橋本左内が26歳だったし,禁門の変で戦死した久坂玄瑞は25歳だった。1867年,高杉晋作は29歳で病没し,坂本龍馬は33歳で暗殺されている。生きて明治維新を迎えた人物は,王政復古の1867年で考えて,薩摩の西郷隆盛は41歳,大久保利通は38歳とすでに壮年だが,長州では,木戸孝允の35歳をはじめとして,井上馨33歳,山県有朋30歳,伊藤博文27歳だった。

最近、近現代史の知識が不足していることを痛感している。

そこで本書を読んでみることにした。

ことしは明治維新から150年。

最近は明治維新を否定する本も出版されてきている。

吉田松陰はテロリストだとする本も出版されている。

しかし、明治維新が、日本が近代化し、世界の列強に対峙するターニングポイントとなったことは否定できない。

そして、改めて驚かされるのが、明治維新を遂行した人物の年齢である。

20代30代がほとんど。

維新のエネルギーはこの若さから出てきたと言えるのかもしれない。

それと比較すると、今の日本、エネルギーが足りない。

そんなことを考えさせられた。

2018年2月 6日 (火)

彩り河(下)/松本清張

Photo_3 「このハロペリドールは、生命への危険性はないが、副作用がある。
 筋肉が硬直し、金縛りの状態に陥る。第三者からは身体全体に小さな震動を見ることができる。顔貎は仮面様を呈し、身体の動きが自由にならない。……」

この小説で謎を解くカギとなるのがパロペリドールという薬物である。

服用して30分位して急に動作が鈍くなり、呂律が回らなくなる。

思考力を失い、何ごとにも無関心になり、自分がどうされようと無抵抗、子供のように従順となる。

しかも、5、6時間後の検死にはパロペリドールは微量のため検出できない。

偽装殺人には理想的な薬である。

清張はこのような小道具を使うのがうまい。

本書を読みながら、昔あったトリカブト事件を思い出した。

2018年2月 5日 (月)

彩り河(上)/松本清張

Photo_2 色をなして井川は江藤社長を睨んだ。
(系列会社の専務のイスがあるが。ゆくゆくは君がそこの社長になる含みでね)
(お断わりします)
 頬をひきつらせて井川は叫んだ。

今は首都高速道路の料金所の係員をしている井川正治郎。

しかし、数年前は常務への昇進を争っていた。

出世競争に敗れた井川は子会社の社長のイスを用意されたが、それを蹴って会社を辞める。

地位を失い、その当時付き合っていた女を失い、その心情は恨みつらみで爆発しそうな状態。

そんな中、井川はある日、自分の働く料金所で、高級車の運転席に元愛人の和子の姿を見る。

助手席には、かつてのライバルで東洋商産社長の高柳秀夫が乗っていた。

これまで押さえていた感情が噴出する。

見違えるほど美しくなり、高級クラブのママに納まっている和子に、井川は再会を試みるが、相手にされない。

落胆する井川に奇妙な男が近づいてくる。

こんな流れでストーリーが展開してゆく。

井川を突き動かすものが男の嫉妬であることを考えると、つくづく人間は感情の動物だと思う。

2018年2月 4日 (日)

朝鮮出身の帳場人が見た 慰安婦の真実/崔吉城

Photo この日記には慰安婦の募集の過程が書かれておらず、強制連行、軍が業者に強制して連れて行った、などということには、一切触れていない。この日記からは、それは読み取れないのである。だから、この日記をもとにした「戦時動員の一環として組織的に強制連行を行った」という主張は、早過ぎる結論である。

本書は、いわゆる嫌韓、反韓の書ではない。

慰安所の帳場人の日記という資料を読み解くことを通し、事実は何なのかという点を極めて中立的に論じている。

慰安所の帳場人、朴氏は、1922年から1957年までの三六年間にわたって、ほぼ一日も欠かさず日記をつけてきた。

帳場人日記を書いた朴氏が生きた時代には、親日と反日という、二項対立的な言説は存在しなかった。

特にこの日記は、交戦地域を含めた戦地において書かれたものであり、彼には「植民地」という意識もなかったようである。

彼は占領地の稼業地で働いただけであり、植民や被植民を意識せず、あるいはそれを超えた、人間そのもののような自然な人であった。

本当に誰かを慰安する心を持っていた。

死傷者への対応、怪我人への介護など、配慮深い人柄の人であった。

朴氏は慰安所というものを、国家のために戦う戦士たちを慰安する、国策の「慰安業」だと思っていたようだ。

それは当時の軍政の政策でもあり、単なる「遊郭」とは考えてはいなかったようである。

ただ、意識の上ではこのように、「慰安」と思われながらも、慰安所は、実際には売春宿のようなものであった。

なにより彼らは「営業」をしていたのである。

朴氏たちは「営業者」や「管理人」などと言われ、「慰安婦」は「従業婦」などと言われた。

ただし、日本の伝統的な遊郭と全く同様のものでもなかった。

ある韓国人女性は、「慰安婦は、軍人として軍服を着て、部隊の中で奴隷生活をしながら、兵士の性的相手になっていた」と言った。

本当にそうだったのだろうか。

この朴氏の日記を読む限り、慰安所が軍の内部にあったとは、とうてい思えない。

ただ、この日記に限って読んだとしても、「軍がまったく関与しなかった」と言えないのは確かだ。

軍と慰安所は密接な関係であった。

軍がコンドームを配ったりしていて、そうした衛生管理という点では、軍が関与していたと言える。

だが、基本的には軍政下である。

軍が地域全体の治安などを担当していた。

当然、そこに行くための入国許可証など、いろいろなものが必要である

そうした意味でも、一般人と軍との協力関係があったのではないかと思われる。

慰安婦問題の発端は、1991年12月9日、日本での金学順氏の告白に始まった。

さらに文玉珠氏などが元慰安婦であったと名乗り出て、こうした問題を訴えるようになった。

二人ともキーセンの経歴がある人物であり、日本の人権運動家やフェミニズム運動家の支援により、半信半疑でありながら、韓国人のナショナリズムによって、民族的に英雄化されていった。

それをさらに韓国メディアがクローズアップすることによって、問題は大きく膨らんでいった。

つまり元は日本発の問題なのである。

この問題、政治問題化している限り、真実は見えなくなってしまうのではないだろうか。

2018年2月 3日 (土)

なぜ日本の女子レスリングは強くなったのか/布施鋼治

Photo 「吉田選手が素晴らしいのは技術だけではなく、その人間性もそうです。日本だけではなく、世界中の53㎏級の選手が打倒吉田を掲げてきました。みんな吉田選手を倒したい。あるいは、吉田選手のようになりたい。そう考えているにもかかわらず、吉田選手は誰よりも優しく謙虚です。それって人間性ができていなかったら、チャンピオンでいる意味もないということですよね?」

上記はリオ五輪で吉田沙保里を破って金メダルを取ったヘレン・マルーリスの言葉。

ライバルの選手からもリスペクトされる吉田沙保里。

本物の証であろう。

五輪3連覇の吉田沙保里と4連覇の伊調馨。

それぞれ偉大な選手であり、多くの選手からリスペクトされる選手でもある。

しかし、その性格は正反対である。

吉田がリーダーシップを発揮するタイプならば、伊調はひとりで黙々とレスリング道を追求するローンウルフ系。

吉田が映像メディアに積極的に出演するタイプならば、伊調はメディアへの露出よりその日の練習を優先させる。

吉田や伊調以外の金メダリストも、その性格は様々だ。

むしろ、この多様性が日本の女子レスリング強くした一つの要因なのではないだろうか。

2018年2月 2日 (金)

逆襲の広報PR術/野澤直人

Photo 極端に言うと、これからの「小さな会社」の社長が考えるべき仕事は2つだけです。
 ひとつは売上を伸ばすこと。
 そしてもうひとつは、広報PRによってブランドをつくることです。

広報というと大企業がやるものという印象が強い。

事実、中小企業に広報部や広報室といったものはない。

また、世のなかに存在するPR会社のほとんどは、月額80万円~100万円の料金を支払える、大企業だけを相手に商売をしている。

中小企業なんて、はなから相手にしていない。

では、中小企業には広報PRは必要ないのか?

いや、むしろ、信用力のない中小企業こそ、広報PRは必要。

「信用はお金で買えない」とよく言う。

実は、この「信用力の欠如」という経営課題は、広報PRで効率的に解決できるのである。

ただ、当然のことながら中小企業の広報PRは大企業のものとは違う。

そもそも中小企業にはお金がない。

お金をかけないで広報PRをする方法はないのか。

実は、ここで重要なのは、「広告」ではなく「報道」でマスコミに露出すること。

マスコミ関係者、特に報道に携わる記者や編集者、テレビディレクターといった人たちは、主に「特ダネ」や「スクープ」をとるために仕事をしている。

世のなかに存在するさまざまな情報のなかから、報道するだけの価値を持った情報を自ら探し出し、それをほかの誰よりも早く、自らの媒体で読者や視聴者に伝える。

これこそが、彼らがやりたいと考えていること。

だから、もし、そのような価値ある情報が中小企業の中にあるのであれば、飛びついてくる。

中小企業はこのようなマスコミの特性よく理解し、利用する事が重要。

お金のない中小企業こそ、無料で報道というPRをしてくれるマスコミをうまく使うことであろう。

2018年2月 1日 (木)

40才・元主婦が業界特化コンサルタントで10年間稼ぎ続けた理由/高橋久美子

Photo_2 「あなたは、誰の、どんな悩みを解決する人ですか?」 この「誰の」の部分を、業界特化型にする。

コンサルタントになるのは簡単だ。

「○○コンサルタント」という名刺を作れば誰でもコンサルタントと名乗ることができる。

何の資格もいらない。

だが、それだけに生き残るのは大変だ。

一説によると、開業して1年以内に半分が辞めるという。

そして、3年以内に8割が辞める。

10年たつと99パーセントが辞めているという。

こんな世界で著者は1年目から数千万円稼いだというのである。

その秘訣は「業界特化」。

つまり、ターゲットとそのために何ができるかを明確にしたということ。

確かに、「何でもできる」ということは「何もできない」ことと同じ。

著者はそれがうまくいったということだろう。

でも、コンサルタントとして成功する方法はこれだけではない。

私自身もこの仕事を14年続けているが、別に業界特化をしているわけではない。

これも一つの方法だと受け止めればそれでよいのではないだろうか。

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