交流分析とNLP/舩橋康芳
自分でストップしたいと思っても強迫的にしてしまうこのような行動パターン、気づいてもおらず無意識に取ってしまうお決まりのパターンを、交流分析では、「脚本」と呼んでいます。
これはいわゆる「わかっちゃいるけどやめられない」ということであろう。
頭では分かっていても、ついやってしまうことは多い。
あるいは、やれなくなってしまうことも多い。
例えば、重要な決断を迫られるような場面で質問されたり意見を求められたりすると、頭の中が真っ白になってしまう人がよくいる。
別に能力がないわけではない。
考える力がないわけでもない。
ただ、そのような状況下では頭の中が真っ白になりまともに答えることができなくなってしまうのである。
それは幼少期の母親との関係が起因していることがあるとのこと。
なにかあると、小さい自分に代わって母が答えてしまう。
しかも、自分自身が思っていることと違う答え。
また小さい頃、どうして怒られているのか分からないく固まってしまった経験が何度もあったとする。
それがもととなって、重要な局面で、固まって頭の中を真っ白にしてしまうという「脚本」ができてしまう。
ここから解放されるためにに交流分析やNLPは有効だとのこと。
確かにこのようなことで悩んでいる人は多い。
少し研究してみたいと思った。
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