40才・元主婦が業界特化コンサルタントで10年間稼ぎ続けた理由/高橋久美子
「あなたは、誰の、どんな悩みを解決する人ですか?」 この「誰の」の部分を、業界特化型にする。
コンサルタントになるのは簡単だ。
「○○コンサルタント」という名刺を作れば誰でもコンサルタントと名乗ることができる。
何の資格もいらない。
だが、それだけに生き残るのは大変だ。
一説によると、開業して1年以内に半分が辞めるという。
そして、3年以内に8割が辞める。
10年たつと99パーセントが辞めているという。
こんな世界で著者は1年目から数千万円稼いだというのである。
その秘訣は「業界特化」。
つまり、ターゲットとそのために何ができるかを明確にしたということ。
確かに、「何でもできる」ということは「何もできない」ことと同じ。
著者はそれがうまくいったということだろう。
でも、コンサルタントとして成功する方法はこれだけではない。
私自身もこの仕事を14年続けているが、別に業界特化をしているわけではない。
これも一つの方法だと受け止めればそれでよいのではないだろうか。
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