ワーク・コントロール/行本明説
「仕事のしくみ」から見れば、私たちの仕事の60%以上はコミュニケーション絡みで成り立っています。つまり、自己責任の部分は40%しかないということでもあります。
今、働き方改革が叫ばれている。
特に日本人は生産性が低いとされている。
では、仕事を効率よくするためには何が必要なのだろう。
一人ひとりがスキルアップすること。
仕事の流れを見直すこと。
AIやロボットに代替させること。
様々な議論がある。
しかし、仕事の半分以上がコミュニケーション絡みで成り立っていることを考えると、やはりコミュニケーションの問題が一番大きいのだろう。
確かにコミュニケーションがうまくいっている職場は、働いていて気持ちがいい。
いい気持ちで仕事ができるので生産性もアップする。
逆にコミュニケーションがまずいと、効率が悪くなるばかりでなく、ストレスもたまる。
最悪、パワハラ、セクハラの問題が起こる。
そして、このコミュニケーションについてはAIやロボットに代わってもらうわけにはいかない。
今後、コミュニケーションの問題はさらに大きくなってくるのではないだろうか。
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