人生が変わる 心のブロックの溶かし方/牧野内大史
問題としてレッテルを貼り、頭で解決策を考えることに夢中になると、起きていることを受け取らなくなっていきます。
本書の勧める問題に対する向き合いかたは非常に考えさせられる。
著者によると、問題は氷のようなものだという。
常温であれば、そのまま溶けてしまう。
それを見ないように冷蔵庫へ隠したり、あるいは無理やり砕こうとすることから、問題を複雑にしてしまう。
問題は解決しようとしないこと。
なぜなら、解決される問題なんてないのだから。
問題とは解放されるものなのだ。
と、このように言っている。
一つの考え方ではないだろうか。
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