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2018年3月 2日 (金)

裁判官・非常識な判決48選/間川清

48【訴えの内容】
銀座のクラブのママが原告の夫と約7年間にもわたって性交渉しており、精神的苦痛を受けた。慰謝料として400万円を請求する。

【判決】
クラブのホステスの中には「枕営業」をする者がいるのは公知の事実。枕営業は売春婦と同様、客の性欲処理に応じたものにすぎず、結婚生活の平和を害するものではないから慰謝料は発生しない。(東京地裁平成26年4月14日判決)

裁判では、時々トンデモ判決が下されることがある。

裁判官の常識を疑ってしまうこともある。

上記の判決など、その類だ。

そもそも、妻がいる男性がほかの女性と性交渉を持つことは不貞行為といって違法な行為になる。

不貞行為をした夫や、その相手となった女性は妻に対して慰謝料を支払わなければならない。

この判決がおかしいのは、夫がクラブのママと性交渉をしたこと自体は認めているにもかかわらず、その性交渉の理由が「枕営業」の場合には、慰謝料が認められないとしているところにある。

そして、一番の突っ込みどころは、ホステスや売春婦と性交渉を持っても、結婚生活の平和を害するものではない、と言い切っているところ。

夫が外でホステスや風俗嬢と性的な関係を持ったことを奥さんが知ったらどうなるか?

おそらく「結婚生活の平和」を害することになると思う。

さらに、この判決は、「クラブのホステスに枕営業する人が少なからずいるのは公知の事実」とまで言い切っている。

本当にそうだろうか。

果たしてそこまで言い切れるのだろうか?

裁判官の「常識」を疑ってしまう。

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