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2018年3月10日 (土)

組織は変われるか/加藤雅則

Photo 多忙感がやりがいにつながるのか、あるいは疲弊感となるのか。その分岐点は、「孤立感」ではないかと思う。一体感の強い職場では、相互の支援や共通の達成感があるため、多忙感が個人の働きがい・やりがいを生み出しやすい。それに対して、一体感の弱い職場では、個人が分断されており、相互の支援がなく、達成感も得づらいので、疲弊感を生み出しやすいのではないか。

今、過重労働が問題になっている。

国会でも、裁量労働制の拡大や高度プロフェッショナル制度が過重労働につながると野党は反対姿勢を鮮明にしている。

しかし、議論を聞いていると論点がずれていると感じざるを得ない。

人はどうして疲弊してしまうのか?

単に長い時間労働したから疲弊するのではない。

そうではなく、その組織内の人間関係がどうなのかが一番の問題である。

組織内の人間関係が良好であれば、少々長く働いても個人が疲弊することはない。

むしろ、達成感や一体感が高まることもある。

逆にバラバラ感のある組織では、短い時間働いても個人は疲弊する。

組織とは所詮、個人の集まりである。

その個々の人間関係をよくするためにどうするのか。

そのテーマを解決すれば、多くの組織は変われるのではないだろうか。

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