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2018年4月30日 (月)

吉井理人 コーチング論/吉井理人

Photo 僕は投手にいろいろな問いかけをする。体調、感覚、感情がどうなっているかを知るためだ。問いかけをするということは、相手にしっかり言葉で表現する努力をしてもらうということ。最初は自分の状態をうまく言語化できないものだ。それでいい。こちらは言語化する努力が途切れないように、あの手この手で質問のアングルを変えていく。そうやってお互いの距離を縮めていく。選手は知らぬ間に自分で自分を深く省みている。そしてやがて自分の状態を冷静に把握できるようになる。

基本的にスポーツは身体で勝負する。

身体能力やスキルの高さ、戦術などが勝負の決めてになる。

一見、言葉とは無関係のように感じる。

ところがそうではない。

スポーツと言葉とは密接な関係がある。

特に、自分の状態を言語化すること。

これは成長への重要なステップである。

言語化できたとき、初めて問題が明確になり、そのことを意識するようになる。

そして意識して問題に取り組み行動することによって、問題は解決へ向かい、行動は変わっていく。

日本のプロ野球界では「ああしろ」「こうしろ」と一方的に命じることが今も多いという。

でも、これでは選手は何も考えない。

それがプレーにも現れてくる。

考えさせるためには、質問をすることである。

質問をすると、された側は考える。

自分の考えを言語化するようになる。

それが成長につながる。

言語化と成長、密接な関係があると言ってよいだろう。

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