自分を休ませる練習/矢作直樹
今に集中できているとき、心は今を楽しむことができます。その状態こそ、マインドフルネスな状態であり、リラックスしている状態なのです。
自分を休ませるには何が必要か?
単に十分な休暇をとるだけでは不十分。
それだと身体は休まるかもしれないが、心は休まらない。
そして心が休まらなければ、結局身体も休まらない。
著者によるとマインドフルネスな状態にすることによって、心も身体も休まるのだという。
本来マインドフルネスとは、何かの行為を指すのではなく「今この瞬間」に気づいている状態を言う。
「今の連続が未来」
「今を楽しむことで未来が楽しくなる」
「今こそ自分が生きているすべて」
この感覚を持つこと。
確かに、自らを省みてみると、「今この瞬間」に生きていない。
過去のことにこだわっていたり、未来のことを心配していたり、
「今この瞬間」に生きていない。
そのためには、まず、自分を褒めること。
今を生きている自分、嫌なことも、つらいことも、すべてを受け止める自分でいること。
この感覚を持つことが大事なのではないだろうか。
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