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2018年5月 8日 (火)

なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか/高橋洋一

Photo 法の世界には「否定する者には、挙証責任はない」という格言がある。「ない」ことを証明するのは困難だからだ。加計学園問題における論法は、いわば「悪魔の証明」(それを証明するのに非常に困難な命題を証明すること)だった。

最近の国会の議論やマスコミの報道を見て違和感を感じる。

一連のモリカケ問題でも、野党やマスコミは、安倍総理が関与しなかったことを証明せよという。

しかし、これは「悪魔の証明」と呼ばれるもので、やってはいけない事である。

無かったことを証明することは極めて困難なことである。

例えばブラックスワンが存在しないことを証明することは不可能である。

でも、存在することを証明することは簡単である。

世界のどこかでブラックスワンが見つかれば、それで証明できる。

だから、裁判であっても、立証責任がどちらにあるかが問題となる。

犯罪であれば、原告は被告が犯罪を犯した証拠を突きつけ、有罪であることを立証する。

そして「疑わしきは罰せず」という「推定無罪」という考え方がある。

これは裁判における原理原則といわれるものである。

これによって冤罪を防ぐ。

ところが、今、国会で行われていることはこの原理原則を完全に無視している。

マスコミもこのおかしさを報道しない。

これで日本は法治国家だと言えるのだろうか?

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