ゆっくり壁を乗り越える33の言葉/鈴木明子
でも、言葉は怖いものでもあります。
厳しい言葉を投げかけると、
同じくらいか、もっと厳しい言葉で返ってきます。
ときには、凶器のように、人を傷つけてしまうことさえあります。
だから私は、なるべく優しい言葉で話すようにしています。
そうすれば、優しい言葉が返ってきます。
数々の壁を乗り越えて、2度のオリンピックに出場した鈴木明子。
本書には彼女を支えた33の言葉が記されている。
読んでみた感じたのは、「この人は言葉を大切にする人なんだな」ということ。
アスリートは身体で勝敗を競う。
身体能力、スピード、テクニック、戦術、等々・・・。
にもかかわらず言葉を大切にするアスリートは多い。
それは自身が言葉の大切さを実感しているからではないだろうか。
言葉によって励まされ、勇気づけられ、悲しみを乗り越えてきた。
一流のアスリートの語る言葉には、人の心に訴えかける「何か」があるのはそのためかもしれない。
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