ハローワーク採用の絶対法則/五十川将史
私のハローワーク求人における絶対法則であり、コンセプトは「他社と圧倒的な微差を作り出すこと」にあると考えています。
「人が採れない」
私の顧問先の多くの中小企業経営者がそのようのぼやく。
大企業であれば、お金をかけて求人広告を出し、人を採ろうとする。
しかし、資金に限りのある中小企業ではそれにも限界がある。
そこで出てくるのがハローワークの求人票の有効活用である。
そのためには「他社と圧倒的な微差を作り出すこと」が重要だという。
大企業と比べ経営資源の量・質で劣る中小企業が、求人の世界においても他社と単純に「圧倒的な差」をつけることは困難なこと。
しかし、「自社の欲しい人材」を明確に定めた上で、「微差」ともいえる取り組みを「圧倒的」に積み重ねていく。
それによって、「圧倒的な微差」を作り出す求人票とすることができる。
無料で利用できるハローワークの仕組みを理解し、徹底的に活用することで、「自社の欲しい人材」を引き寄せる可能性が、まだまだ広がる。
お金のない中小企業こそ、知恵を使う必要があるということではないだろうか。
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