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2018年7月17日 (火)

完全残業ゼロの働き方改革/米村歩、上原梓

Photo_2「明日から残業は一切禁止にします」
 かなり勇気を出して行った決意表明でしたが、社員一同、無反応。「本当かよ……」という空気が漂っていました。

IT企業と言えば、長時間労働が当たり前という印象がある。

「ブラック企業」という言葉もIT企業から出てきた。

そのIT企業アクシアの社長である著者は、自社で残業ゼロを実現したという。

実施したのは「とにかく帰らせる」ということ。

この「帰らせる」ということを、社員が自主的に帰るようになるまで、徹底してやり抜いた。

まず、18時になったら強制的にパソコンの電源を落とさせる。

「どうしても今日中に送らなきゃいけないメールがあと一通あるんです!」という状況でも、「明日、先方に謝りなさい」と決して許さない。

打ちかけのメールも最後まで書き続けることは許さず、容赦なく電源オフ。

システム会社ならではの手も打った。

アクシアでは、1日の業務の最後に日報を打つことになっている。

が、打っている最中に18時になると、「残念でした! また明日!」と表示され、途中まで打っていた日報が消えてしまうというシステムを自社で組み、導入した。

残業ゼロにするには、ここまでやらなければならないということ。

逆に言えば、社長の覚悟があれば残業ゼロはどんな会社にも実現可能だということ。

実現するために、やるべきことがある。

それは、仕事のやり方を変えること。

トップが意思決定し、リーダーシップを発揮すること。

そして、今までとは違う新しいマインドを持つことである。

企業が成長するための一つの道筋として、次のような好循環を目指すべだ。

まずは、残業を削減して労働環境を改善する。

それによって、労働環境改善によって採用力が強化される。

すると、採用力が強化され優秀な人材が集まる。

結果として優秀な人材により売上・利益がアップする。

このサイクルを回すためには、今の時代、残業時間の削減は最優先課題になっていることは確かだ。

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