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2018年7月26日 (木)

「自分の言葉」で人を動かす/木暮太一

Photo 「教えたいことは何か?」という視点で自分の中から言葉を引き出せば、これまでとまったく違う言い方ができるようになります。 それは、あなたが本当に思っていることで、かつレンタルではない〝あなたオリジナル〟の内容です。

人を動かすというと、「どんな言葉を語れば良いのか?」「どう表現すればよいのか?」と、テクニカルな面に焦点が集まりがちだ。

私たちが人の言葉に動かされるのは、会話のテクニックではない。

相手がもともと影響力を備えた人だったからでもない。

言葉は拙くとも、彼らの言葉に共感したり、驚いたり、おもしろがってテンションが上がった自分がそこにいたからだ。

これこそが、人を言葉で動かす力の本質。

「伝えたい」「教えたい」という強い思いが人を動かす。

だから、言葉がうまく出てこないときは、その対象についてシンプルに「教えたいことは何?」と自分に問いかけるだけでも、頭の中の回路がこれまでと違ってくる。

そして、自分の言葉を作るためには、概要を伝えることよりもまず、自分の感情が揺れた「震源地」を、自分で明らかにすることが大切。

自分の言葉を作るには、自分の感情の山場だけを切り取って表現すること。

〝全体〟よりも〝部分〟のほうが自分らしさが出せる。

そのためには、自分が教えたいと思ったワンシーンや、ワンポイントに絞ればいい。

著者は、3つのステップを紹介している。

ステップ1 「自分の言葉の作り方」を身に付ける 感情の「震源地」に目を向ける。

ステップ2 「相手を動かす言葉の選び方」を身に付ける。誰に話すかによって、話すポイントを決める。

ステップ3 「言葉の力を強くする方法」を身に付ける。なぜ「教えたい!」と思うのか、理由を付け加える。

と、この3つである。

言葉は大切だが、だからと言って、妙に整った借り物の言葉では相手は動かない。

言葉は本当に難しい。

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